理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2018年6月23日(土) 練習日誌④ 全身で調和してただ立ち収まる

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脚と腕を整えたら。

肩幅の半分くらいの足幅で。

全身に緩やかな張りを生み出して。

調和して立つことを試みる。

膝を少しだけ前に出すようにして。

骨盤は後傾して引かれないように。

命門(めいもん)を開くようにして。

詰めずに。

腹筋も緩めずに。

軽く張るように。

胸を張らずに。

軽く後方に胸郭が傾くように。

顎を引いて。

頸骨が伸びるように。

そうして。

どこ弛むことなく。

でも。

張り切りすぎるわけでもなく。

足の裏が。

球に乗っているように。

立ち収まると。

腰に両手を添えて。

前方から押されても。

軽くは後退させられない状態になることができる。

その調和。

その調和が。

どれだけ見事に織りなせるか。

それだけで十分なところがある。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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