理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2018年2月17日(土) 練習日誌① 基本に立ち返って緩めてみる

Permalink:

身体を動かす練習を積んできて。

一度基本に立ち返る。

甩手(すわいしょう)。

左右にぐるぐると腕を振る運動。

なるべくだらだらと。

左に寄って。

右に寄って。

を繰り返す。

このときに。

左に向かうなら。

まずは左の腰と肚を捻じる。

胸から上はまず留める。

そのためには。

意識的に。

力を緩めるところを作る。

決して。

力を込めて。

胸を留めないようにする。

そうすることで。

伸張反射を引き起こして。

胸から上が。

力を緩めることで動く。

その感覚を得ることができる。

肚と胸を分けるように。

胸と鎖骨を分けて。

左に撚って。

右に撚って。

繰り返していく。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2018年3月10日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2018年3月10日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年3月31日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2018年2月10日(土) 練習日誌④ 胸の八の字と左右の手の連動

Permalink:

形意拳の套路練習。

鶏形から金鶏食米。

胸の動きに着目して。

左右の腕の動きを練習する。

まずは。

胸骨を。

上から見て。

八の字に動かす。

鎖骨。

肩はばらばらと。

揺られながら。

連動して。

腕は前腕を地面と水平に。

保つようにしておくと。

肩が前に出るときは。

肘が曲がって。

手先は身の近くに。

肩が後ろに退がるときは。

肘が伸びて。

手先は身から遠くに。

まずは。

両手は離したまま。

左右が前後に交互に。

連動しつつも。

別々に動いて。

慣れてきたら。

米を食べるために。

右手で啄(ついば)んでは。

左手で土をどかす。

肚から動かすことで。

腰を切るわけではなく。

前方への歩みを阻害しない。

そんな練習の一幕でした。

2018年2月10日(土) 練習日誌③ 浮くことなく滑り連ねる

Permalink:

八極拳の套路練習。

小八極拳から。

右小纏絲→拗歩右抱捶→馬步捶。

この三つの動きを。

浮き身を使って。

浮き上がることなく。

滑り連ねる。

要点は。

跨の遣い方。

右小纏絲では。

体幹から纏絲へ繋げながら。

跨を後ろに引いて。

前足をつま先立ちになりながら。

前方へ滑り進む。

右抱捶では。

前足の前足底で。

留めた重心の勢いを。

踵を落とす振る舞いで外して。

一歩進みながら。

停止の慣性で。

右抱捶を打ち込む。

そこから。

同じく前方への慣性を。

肚の捻りで。

足を横向きにすることで外して。

跨の二つの軸での引きを使って。

もう半歩滑り進む。

それぞれ。

常に重心がまず前に送られ。

後は。

足がそれを邪魔しないように。

どうやって解放していくか。

その多様性の練習。

そんな練習の一幕でした。

2018年2月10日(土) 練習日誌② いつまで留めおくか

Permalink:

胸骨で腕を起動させる練習から。

肚と胸を連結して。

捶を打つ練習に進める。

右足を一歩前に出して。

右の拳は。

腰元に付けておく。

そこから。

肚を左に切る。

その動きで。

胸を起動して。

胸の動きで。

鎖骨。

肩へと動きを起こす。

肩が後ろに引き戻される動きで。

上腕骨を跳ね上げて。

肘が跳ね下りるときに。

前腕。

手首と。

繋げていけば。

捶を放てる。

その動きに慣れたら。

拳を腰元に留める間を調整。

肘が跳ね下りるまで。

腰元に留めおけば捶に。

肩が動く前に前腕を緩め始めれば。

自分の内から外への。

振り打ちに。

肘の跳ね上がりで緩め始めれば。

自分の外から内への。

振り打ちに。

起点を同じくしながら。

威力はそのままに。

起動を様々に変化させられる。

そんな練習の一幕でした。

2018年2月10日(土) 練習日誌① 胸骨からの連鎖を

Permalink:

胸骨からの連鎖の練習。

意識するのは。

胸骨。

鎖骨。

肩甲骨。

上腕骨。

これらの骨が。

ばらばらで動くように。

特に。

鎖骨と胸骨。

鎖骨と肩甲骨。

このつなぎを。

固めて動きがち。


胸骨を。

上からみて。

軽く円を描くように。

回してみる。

それぞれが。

それぞれで。

ばらばらに動けば。

肩口が。

少し前に張り出て。

また戻る運動を起こすことができる。

その動きが。

腕を動かすための動力。


試しに。

両腕を前に伸ばして。

相手と両の掌を合わせる。

ここで。

胸骨を回して。

肩が前に出て退がるときに。

上腕の力を緩めて。

腕が前に伸びるようにすれば。

相手に。

その運動が伝わって。

容易に後ろに崩されてしまう。

腕の起点は。

胸骨。

中丹田。

そんな練習の一幕でした。

雑記:接続と切断と

Permalink:

相手と自分。

両腕を肩の高さまで上げて。

両の掌同士を合わせる。

腕の力を最小限にすれば。

自分の身体で。

相手の身体を操作できる。

そうした感覚を持つと。

掌が離れないことが当たり前となって。

相手も次第に。

掌が接続された状態が。

自然であると思い出す。

反対に。

どうやって掌を離せばよいか。

わからなくなるくらい。

そこで。

わざと。

自分の上腕筋に。

意識的に力を込めて。

一気に腕を畳むように引くと。

おもむろに掌が剥がれる。

その感覚は。

突然接触を切断されたようで。

切断された方は。

そのことで自分に制御が返ってくるにも関わらず。

突然の別離に心が驚く。

驚いて一瞬放心する。

人は状態に馴染むもの。

そんな自然の理のひとつ。

2018年1月27日(土) 練習日誌④ ひとつ前の関節を緩めて押し込む

Permalink:

頭が触れられたところから。

相手に慣性を伝える練習。

感覚的な試行と別に。

方法としても分解。

要領は。

頭蓋骨の付け根。

頸骨の一番上の関節を。

緩やかにして。

胸を後ろに倒すようにして。

それ以下の頸骨で。

上方に押し上げてやる。

重力と。

頸骨の押し込みで。

頭蓋骨は。

体幹からの動きとなって。

その慣性を相手に伝える。

同じように。

拳を上から包むように押さえてもらって。

手首の関節を緩めながら。

前腕を押し上げ。

手首の関節が滑車となるように。

拳が回り倒れこめば。

同じように慣性を伝えることができる。

応用性の高い基本的な動き。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2018年2月24日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2018年2月24日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年3月10日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年3月31日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

練習予定:2018年2月17日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2018年2月17日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

日付 2018年3月24日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2018年1月27日(土) 練習日誌③ 接触面を維持して相手を制する

Permalink:

腕の力を最小限に挙げて。

相手に触れた状態で。

相手を操作したら。

反対に。

相手に両手で触れてもらって。

その状態で。

相手を操作していく。

要点は。

接触面を。

始めに動かさないこと。

接触した面以外を。

まず動かして。

その動きで。

接触面を移動していく要領。

慣れてくれば。

背中を触れられていても。

肩を触れていても。

頭を触れていても。

触れたところから。

こちらの慣性を伝えて。

相手を制することができる。

遊びとして。

正座した状態で。

相手に頭に両手を宛がってもらって。

崩して。

一礼するようにして。

相手をその場にへたり込ませる。

そんな練習の一幕でした。

2018年1月27日(土) 練習日誌② 刃物を通して相手を操作する

Permalink:

体幹から動く練習の一助として。

胸に宛がわれた。

刃物を通して相手を操作する。

刃先が。

胸に当てられているとして。

当てられている箇所を。

動かそうとしない。

その周囲。

例えば。

肚周りを先に横に動かす。

それから。

刃物の切っ先を。

横から撫でるように。

胸の前面で触れていく。

そのまま。

肚で先に誘導するようにして。

胸を操作し。

刃物を操作し。

その先の。

相手の身体を操作する。

期せずして。

運動をその身の内に起こされた相手は。

刃物を操るより。

自分の身体を整えるために。

その注意力を割くので。

操作される刃物の捌きが疎かになる。

刃物よりも。

まずは相手の調整力を奪う。

そんな練習の一幕でした。

2018年1月27日(土) 練習日誌① すり抜けるように打つ

Permalink:

小八極の頂心肘の前。

右提膝から。

肩の高さに挙げた。

両腕を一度交差する。

左手を引き。

右腕の外側に沿わせて。

そこから。

真半身になりながら。

左手は後方に。

相手の身体を。

こちらの身体の所作で引きながら。

右手は一度下方に折り畳むようにして。

肩の背中への落ち込みによって。

跳ね上げる。

相手との距離が短かければ。

そのまま頂心肘を。

距離が少し空いていれば。

上腕の力を緩めて。

衝捶に移行する。

受けから始めることも。

前手を挙げて制している。

相手の手を絡めながらでも。

どちらからも放つことができる。

こちらの打ち手は。

相手の前腕の。

外側から。

内側へとすり抜けるように。

そのまま。

腕の内側を滑走して。

脇下や肋部へ突き込まれる。

引き込まれてもいるので。

上手く嵌ると練習でも危ない。

そんな練習の一幕でした。

2018年1月20日(土) 練習日誌④ 繋がった相手を体幹で操作する

Permalink:

腕を最小限の力で浮かせて。

相手に前に出してもらった両手に。

掌同士で合わせるようにする。

力の入りがないと。

合わせた腕は。

体幹の慣性を。

伝える純粋な媒体になってくれる。

そのまま。

腕は単なる接続物として。

自分の体幹を動かして。

相手の身体を操作する。

間に入った自分の腕は。

相手と自分の動きを阻害しないように。

接続を途切れさせないように。

間で潰れたり。

また伸びたりするだけ。

後は。

接続する感覚を保っていれば。

相手を操作する感覚は。

自然に理解できてしまう。

なので。

まずは。

遊ぶように。

自分がどう動いたら。

相手にどんな作用があるのか。

それを体感していく。

そうして。

相手の御し方を学んでいく。

そんな練習の一幕でした。

2018年1月20日(土) 練習日誌③ 身体を順に捻って横に移ろう

Permalink:

研勢塾で学んだ。

ナイハンチの型を。

分解して練習に取り組む。

狭い空間で短い時間で取り組める。

型の中から。

真横に移動する部分を抜き出して。

身体を3つに分割して。

順番に横に寄せていく。

体能を上げることも意識して。

なるべく目いっぱいに。

各部分を。

真横に捻り出す。

上手くいけば。

すべての部分が動き終わると。

慣性が統一されて。

真横への移動が自然に始まる。

注意点は。

どこを中心に体を捻じるか。

脊椎の。

さらに向背を中心にしないと。

慣性方向が。

真横ではなく。

反対向きに戻ってきてしまう。

そこを守って。

順番に動けば。

めでたく。

足を抜くように。

自然に移ろうように。

足を一歩。

歩み出せる。

これだけ練習するだけでも。

十分な発展性が内包されている。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

Powered by Blogger.