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2017年6月4日(日) 練習日誌③ 二人掛かり圧し掛かっても

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力を化する練習の中で。

ちょっとした遊びに挑戦。

一人が正座して。

腿の上に掲げた両腕を。

もう一人がそれぞれ掴んで。

上から体重を掛ける。

さらに。

またもう一人が腕を掴んだ一人の。

後ろから体重を重ねて掛ける。

この状態を返したい。

普通に。

頑張ろうとしても。

腕は頑として動かない。

だけれども。

圧し掛かった。

腕の力を利用して。

肘を一旦腿の付け根に下ろしてから。

祈るように両手を顎下に掲げれば。

二人分の力も円環して。

腕を動かすことが可能になる。

腕を掴んだ一人は。

重心を奪われて。

その場から動けなくなって。

後ろから圧し掛かったもう一人は。

間の人で玉突きのように。

突かれた如く後退させられる。

大の男が二人掛かりで。

一人の人間を押さえらなかったことに。

さすがに驚きの感嘆の声を上げる。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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