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2017年5月6日(土) 練習日誌② 赤ん坊の歩行から鞭の手を

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赤ん坊の這い回りから。

身体の動きで腕を操る感覚を覚えて。

今度は。

這うのではなく。

正座で前傾して。

両腕を地面に付いてみる。

その片手を。

相手に両腕で押さえて。

体重をしっかり掛けてもらったところから。


単に相手を跳ねのけようとしても。

さすがに。

両腕対片手では分が悪く。

そこで。

這い這いをしていたときと同じように。

身を横に撓(たわ)ませて。

元に戻しながら。

腕を同じく撓(しな)らせてみる。

このときに。

腕は大袈裟に上がらなくてもいい。

腕の中を伝わった慣性は。

しっかり押さえた相手の手の下を通過して。

相手の内側まで到達する。

その鞭のような運動は。

相手を内から外に跳ねる効果を及ぼして。

上手くいけば。

相手は後方に弾かれるのではなくて。

前のめりに一回転してしまう。

反作用のない鞭の運動と。

反作用のある押さえ込みの合成。

力強く押さえていたはずなのに。

ころんと身体ごと転がってしまって。

思わず笑ってしまう。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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