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2017年4月22日(土) 練習日誌③ 末端は止まるが気にせず動きて

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体幹からの動きで。

末端に勢が伝われば。

それは末端の慣性として運動し続ける。

それを。

相手が受け止めて来た場合。

相手の体勢が十分であれば。

その作用は様々出ていても。

末端の動きを止めることはできる。

ここで。

衝突が起こったと感じて。

その末端に固執して。

圧を掛けようとすれば。

せっかく崩した相手の体勢を。

整えさせる起こりになってしまう。

ひとつの動きで発生した作用は。

その役目を終えたとしても。

それを起こす体幹の動きは。

もう次に移っていていい。

相手に受け止められようが。

そうして末端が止まろうが。

体幹は次に移ろいて。

次の勢を作り出す。

常に留まることなく。

居着くことなく。

襲い来る勢をすべて止めるのは容易なことではない。

さりとて。

常に動き続けようとすると。

出鱈目になってしまうので。

套路から抽出して。

蟷螂拳の劈(へき)の二連環を使ってみる。

ひとつめの劈を受け止めてもらいながら。

ふたつめの劈を連ねてみる。

勢は体幹から生まれているので。

ふたつめの劈が直接当たらなくとも。

受け止めた腕から。

勁力が流れ込んで。

複合的に相手は床に落とされる。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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