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2017年4月9日(日) 練習日誌① 弱き力で崩れに気付けず

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体幹の動きで腕を操作する練習にて。

右前腕を地面と平行に。

身体の正面に置いて。

相手に前腕に両手で触れてもらう。

そこから。

身を右に切ることで。

腕に作用が伝わって。

前腕が緩やかに回転する。

その力そのものは。

とても弱いものだけれど。

前腕に添えた両手を伝わって。

確かに相手の基盤を崩している。

右に切った力を緩めると。

継続して加わった力は緩まって。

前腕は反対の回転を伴いながら。

元の状態に戻ろうとする。

その弱き力の。

変化に追従できず。

相手は理解できない内に。

腰元の支えを失ったかのように。

後方に崩れていく。

ただ。

自分がどうして揺らいだのか。

力が弱すぎて気づかないので。

何かの間違いで。

よろけてしまったのだと錯覚するほど。

仕掛ける側に回っても。

反作用があるわけでもないので。

不思議と相手が崩れていくように感じる。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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