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2017年4月8日(土) 練習日誌③ 抱虎歸山は手先を振り回さず

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太極拳の套路練習。

抱虎歸山(ほうこきざん)。

身体を遣って。

腕を身体の前で旋回させるのだけれど。

手先までは振り回さないように注意する。

あくまでも。

体幹から末端に向けて。

順に動かしていきたいので。

手首の動きが留まるまでは。

指先側は。

手首よりも先行しないようにする。

特に。

相手に作用させるときに。

この注意点が崩れやすい。

相手の捶などを。

絡め取って。

最後に返してあげるとき。

手首より先が。

相手に触れると。

どうしてもそこで作用させたくなって。

指先を回転させたくなってしまう。

すると。

そこで生じた反作用によって。

途端に体幹からの勁力を止めてしまうことになる。

相手に触れたとしても。

むしろ触れたからこそ。

肘。

手首と。

体幹に近い方を先行させるよう。

指先が振り回されないよう。

自分を制御する必要がある。

套路と対人。

双方で確認しながら詰めていく。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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