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2017年1月21日(土) 練習日誌② 外の動きと時間差と

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足や肚で起こした作用を。

胸。

腕。

手先へと通す。

そのようにして生じた慣性は。

通し方を間違えると。

予備動作になったり。

途中で遮られたり。

負の作用が生じ得る。

けれども。

反対に。

起こりと流れが。

密接過ぎないことは。

時間差があることは。

居着きを抑制する。

正の作用も生じさせてくれる。


相手と一歩分離れて構えて向かい合い。

足もしくは肚から。

慣性を生じせしむ。

それが腕に到達する時間を。

若干ゆったりめにとっておく。

その間に。

跨の緩みを利用して。

後ろ足を前足に交差させて進ませる。

相手の腕に自分の腕が触れる頃には。

少し前に生じさせた作用が。

自分の腕に到達して。

触れると同時に発動する。


同じように。

進み出ながら。

足がどこにあろうと。

跨を使って。

沈墜を起こしてみる。

はじめに生じさせた勁と。

後で起こした勁。

2つの勁が相手に触れた瞬間に入り込む。


ひとつひとつ踏ん張って。

踏みこんで地を噛んで出力するのではなくて。

常に勁を運用させて動いていく。

触れられた方は。

瞬間に地面に尻もちをつかされる。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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