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2016年10月1日(土) 練習日誌③ 踏み込むことなく足替え進む

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太極拳の玉女穿梭(ぎょくじょせんさ)で。

二歩進む部分を切り取って練習。

片足上げたところから。

一歩ずつ進もうとすると。

踏み込んで。

体重を前足に掛けようとしてしまう。

これを。

前足に体重が掛かろうとするときに。

骨盤を折って。

拒否するようにする。

すると。

体重を前足に掛けなくても。

後ろ足は出せて。

重心が落ち着くことなく。

歩を進めることができる。

居着かない歩み。

二歩目は。

骨盤を折るときに。

肚を横に切ってあげれば。

支えが外れたことで。

身体が転回し。

真っ直ぐなのに。

迂回したような身遣いができる。

そのまま。

推進力を活かして。

肘打ちにつなげてお仕舞い。


踏み込むことなく。

足がすすっと替わり進むと。

後退して逃げる動きでは。

速度が追い付かないので。

簡単に補足される。

加えて。

穿掌のように。

柔らかく突き出される掌に。

手を取られて。

身を崩される。

音もなく。

間が詰められる様子は。

喰らわされる身からすれば。

遠近感も狂って。

まさに堪らない。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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