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2016年10月8日(土) 練習日誌① 肚と胸を分けてつなげて

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水平面上の動きの練習。

肚からの動きと。

胸からの動きを。

分解して練習する。

まずは肚から。

右足を回転させて。

肚を動かす元を作る。

骨盤が回ってしまわないように。

左足の根本はキープする。

できるだけ。

肚だけが左向きに動くように。

そこから。

回転させた右足を戻せば。

再び肚も正面向きに戻る。

站椿の形で。

左腕を胸前に挙げて。

外から相手に押さえてもらう。

余分な力みや。

意識的な身体の部分の分離がなければ。

足と肚の動きをするだけで。

押さえている相手は不意に後ずさりさせられる。


胸の動きも同じように。

こちらは胸だけで。

胸を扇状に移動させる。

回転のイメージだと後ろ向きに力が発揮されてしまうので。

水平に挙がった左上腕を目指すくらいで。

このときに。

肚がついていかないように。

留めておけば。

動かした胸は。

肚に引かれてまた元に戻る。

その要領で。

ついと胸を動かせば。

肚のときと同じく。

左腕を押さえた相手は。

弾けるように後退する。


肚も胸も同じく作用させられることがわかったら。

両方をつなげて動かしてみる。

同時ではなくて。

少し時間差を設けて。

肚は腕を動かすためではなくて。

胸を動かすために。

胸は腕を動かすために。

その動きが噛み合えば。

個々で動くよりもその作用は大きくなる。

分けて。

つなげて。

身体を慣らしながら積み上げていく。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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