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2016年10月1日(土) 練習日誌② 梃子が崩れれば出せる力も半減する

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相手の体勢を。

情勢を制御する練習。

両肩を押して。

壁に押さえつけるようにしてもらう。

前に跳ね除けるも。

地面に伏せるも。

ほとんど身動きがとれない。

この状態で。

肚を好きな方に捻じる。

骨盤ではなくて。

肚。

そのまま。

胸。

肩と。

その捻じりに従って。

順に動きを繋げていく。

肩が浮こうとするところまで。

そこまで動かしたら。

お仕舞い。

その後は。

相手の両腕を。

下から支えて前に押しても。

自分が地面に向かって下がってみても。

どちらでもよく。

概ねの動作は。

もう止められなくなっている。

身体の捻じりで。

伝わる振動で。

押さえようとする相手の骨格が崩れて。

梃子が乱れることで。

思った以上に力が出せなくなっている。

捻じる動きを。

極力小さくしてしまえば。

相手はいつ動いたのかも気付かない。

がっちり押さえ込んだつもりなのに。

ひょいと腕を外して。

押し戻されることで。

目を丸くしている表情が愉快。

尤も。

腕を外している側も。

同じく目を丸くしているのだけれど。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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