理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

雑記: 自由と形と

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武術に限らずあらゆることが。

最終的には。

自由にしたいことに繋がる。

何らかの形や型。

套路。

それらを練ることに。

主眼や目的が移ることもあるけれど。

自分の気の向くまま。

動いたらよしとなることがいいに決まってる。

でもそうならないことは。

誰しも大体の人が分かっていて。

自由に動くことと。

適当に動くことは違って。

自由とは言っても。

結果に繋がらないといけないことが。

結局は縛りになる。


結果を出すために。

自由に動こうとすると。

途端に自由に動けなくなる。

どうしていいかわからなくなる。

だから。

基本があって。

形があって。

套路があって。

そうして限定することで。

はじめて自由を得たりする。

野を画(かぎ)ることで。

道を得て。

ようやく自由に動けるようになる。


真の天才であれば違うのかもしれないけれど。

大体の僕らはそうではないので。

自由になるために。

一度不自由になって。

歩く道に沿うことを知って。

道を守って。

道を歩かなくてもいいことを知って。

道を破って。

歩くことすら要らないことを知って。

道を離れて。

そうして本当の自由に向かう。

そんな自然の理のひとつ。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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