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2016年7月16日(土) 練習日誌② 肚の動きで両腕を別々に

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腕を腕だけで動かすのではなくて。

肚からの動きで。

様々に両の腕を操る練習。

基本とするのは。

太極拳の攬扎衣。

攬扎衣は。

金剛搗碓で両手が合ったところから始まるけれど。

それを解いて。

両腕がだらりとした状態ではじめる。

はじめは片腕ずつ。

肚からの動きで。

肩周りがどうずれていくか。

どこの力を保持して。

どのタイミングで力を緩めるのか。

その切り換えで。

腕は様々な形を表現する。

様々な容を表現する。


同じ肚の動き出しで。

両の腕を使ってみる。

同時に振らしたり。

互い違いに振らしたり。

ひとつの動きを作った後に。

また別の動きを始めたり。

内回し。

外回し。

内に閉じてみたり。

外に開いてみたり。

組み合わせて攬扎衣を構成したり。


敢えて形に囚われず。

動くことに慣れてきたら。

相手に手を差し出してもらって。

肚からの動きで巻き取ってみる。

外回しから外に開く。

その作用を試してみる。

自分も掛けられて味わってみる。

差し出す手を打ち込む手にしてみる。


崩した練習をしながら。

逆に自由に動くことの難しさも知って。

また套路に戻っていく。

状態を交換しながら。

それぞれを積み重ねながら。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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