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2016年7月9日(土) 練習日誌② 足から手までを繋げる単換掌

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身体を輪切りに水平に使う練習。

八卦掌から単換掌。

上から自分の足を見下ろして。

ハの字に足を置くところから始める。

左足は先にノの字に置いて。

右足を足してハの字にする。

内股になった形。

右足を足すために。

跨が捻じられて。

肚が捻じられる。

その捻じれを左足で止めて。

肚から上も止め成して。


そこから連環。

肚、胸、肩と。

連動するように少しずつ遅れながら。

揺られ揺らされ揺り動く。

そのまま肘、手首と。

一旦折り畳まれてから伸び直す。

手が伸びるときに。

左で留めた力も解放。

手と足が同時に左方に向かって発せられる。


注意点は。

肩が動いたときに。

そのまま腕を伸ばさないこと。

肩が揺れて戻るときに。

遅れて肘が突き出される。


一見頼りなく突き出された掌で。

相手をふっと触れば。

連鎖で作られた勁力で。

思わぬ作用が流れてくる。

はじめは大げさに断続的に。

いずれは小さく連続的に。

順番に身体を慣らしていく。

均していく。


相手に触れる位置も。

掌。

手首。

前腕。

肘。

上腕。

肩。

靠。

どこで触れても作用があることを確認。

勿論。

足先。

足首。

膝。

跨。

上だけでなく下までも。

それが中国拳法の特徴でもある。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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