理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2019年7月20日(土) 練習日誌③ 立つ軸をずらして衝突の方向をずらす

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相手がどこに目掛けてくるか。

その感覚を得るための練習。

どちらかの足を前に出して。

タックルを受け留める体勢をつくる。

ここから。

相手に。

腰を目掛けてタックルを掛けて。

後ずさりさせようとしてくる。

このときに。

相手は。

こちらのどこか。

重さが詰まっていそうなところを。

無意識に。

目指してやってくる。

なので。

相手が近づいてきたら。

足の左右の前後を入れ換えつつ。

自分の。

物理的な中心軸が。

いくらか横にずれるようにする。

すると。

相手は少しでも変わったその軸を。

追う必要があると感じて。

はじめの開始点から。

軌道を曲げて追う必要が生じてくる。

その結果。

出そうとしていた全力の。

何割かは削られて。

衝突の方向が変わってしまい。

後ずさりさせられることなく。

その場で受け止められてしまう。

体の置き方ではなく。

体捌きの妙。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年8月10日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年8月10日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年8月24日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年9月14日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年7月20日(土) 練習日誌② 立体をその形のまま推進させる

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キックミットを持ち上げて。

相手に正面から押さえてもらう。

それを。

反対側から押していく。

何も考えずに。

両手で押すと。

押している部分がへこんで。

相手に力が伝わらない。

のだけれど。

立体を立体として認識して。

押すことで。

歪むのではなくて。

押すことで。

その歪みが調整されるように。

そのままの形で。

推進するように。

頭の中でイメージすると。

無意識の中で。

その押し方が変わっていて。

歪まずに。

凹まずに。

真っすぐ推進させることができるようになる。

揃った慣性は。

それなりの力を生んで。

相手の中を通過する慣性となって。

相手を押していくことができる。

はじめに説明したときは。

みな不思議な顔をするばかり。

やってみると。

現象は起こせるけれど。

やっぱり不思議な顔をする。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月20日(土) 練習日誌① 腕で打つも身体は揺らして

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相手の前に立って。

ドアをノックするように。

胸の辺りを軽く打つ。

ただ単に。

腕だけを使って打つと。

それほどの重さも。

衝撃も生じないけれど。

左膝を緩めて。

跨を動かす隙間を作り。

そちらに軽く落ちるように。

肚を左方に揺らし始める。

そこに連鎖させて。

胸を動かして。

鎖骨が揺らされて。

肩。

肘。

手首と。

身体の連鎖を起こすことができれば。

小さい動きでも。

腕だけで打っているようにみえて。

身体の慣性を乗せることができる。

傍目には。

気づきにくい動きなので。

真似をしようとしても。

ずれが生じて。

軽い衝撃になってしまう。

少し分解して。

理解して。

身体で確認することができれば。

違った真似ができるようになる。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月6日(土) 練習日誌④ 弧を描いて軸を左右に振れさせる

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歩行の中で。

円の描き方で。

相手の体軸を崩すことが。

理解できたら。

お互いに定歩で。

足を使わない状態でも。

同じように。

体軸を崩すことに挑戦する。

まずは単純化。

相手と自分の脊椎を。

結ぶことで。

上から見たときに。

直線が引けることを想像する。

この直線が基線となる。

そうしたら。

自分は。

この直線で切り取られるように。

円を描く中心を。

その直線の外に設けてやる。

後は。

そこで想像した円周に沿って。

自分の体軸を動かしてあげるだけ。

相手は。

こちらの体軸を追って。

始めは基線のある片方に向かって。

次第に。

基線の逆方向に向かって。

その体軸を。

振ることになる。

そこで生じる遠心力を。

意識して処置することができなければ。

相手の真っすぐは。

感覚的に乱れることになって。

正常な状態を保つことが難しくなる。

後は。

蛇行するように攻め入れば。

用意に崩れる状態の出来上がり。

蛇行についての注意点は。

また次の機会にて。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月6日(土) 練習日誌③ 同時に動かして緩やかで早い腕振りを

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腕を単に横薙ぎに振る。

手刀で。

首のあたり。

或いは顎先を振り抜く。

その動きで。

肩、肘、手首。

これらの点が。

直線的で。

並行な軌道を描くように心掛ける。

それと併せて。

手首の開き。

肘の開き。

肩の開き。

これらの動作が。

同時に始まり。

同時に終わることを心掛ける。

これらの心掛け。

試みが達せられれば。

その動きは。

緩やかながらも。

先端の振りが速いのではなく。

始まりから終わりまでが。

早い動きを実現しながら。

まとまった慣性によって。

思いの外重たい打撃に繋がる。

ただ。

試みてみると。

存外。

動きを同期させることは難しく。

動画でみたり。

他の人にみてもらったり。

自分だけで確認し難かったりする。

それでも。

慣れてこれば。

その同期生も感じられるので。

まずは。

丁寧に。

動きを合わせることに挑戦してみる。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月6日(土) 練習日誌② 体当たりを掌の接点のみで受け止める

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身体の動きと。

腕の動きを同期することができれば。

ひとつの物体が。

床を滑るかのように。

まとまった慣性を備えることができる。

そのために。

胸郭部分と。

骨盤部分。

これらが同期しつつも。

回らずに。

体内の点が直線的に動くことが必要。

厳密には。

股関節を中心とすれば。

回るように動くしかないように思えるけれど。

その股関節の位置を。

微妙に調整することで。

円形の動きを。

ある程度打ち消させて。

直線化することができる。

そうして。

直線化した身体の動きと。

同じく。

直線化した腕の捶を合わせると。

前方から。

体当たりしようと。

蹴り出して突進してくる相手であれば。

見た目には。

腕一本。

触れるのは掌だけで。

その突進を止めることができる。

身体と腕の。

同期が崩れていると。

間に挟まれた腕への負荷が大きいので。

注意しながら試していく。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月6日(土) 練習日誌① 部分を同期して慣性をまとめる

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慣性を伝える練習の中で。

動きの連鎖ではなく。

動きの同期も試していく。

その試しとして。

身を下げることと。

捶を放つこと。

その2つを取り上げる。

いずれも。

手と手首。

前腕と肘。

上腕と肩。

頭と首。

胸、骨盤と。

それぞれの点と部分。

これらを。

三次元上で同一の慣性を持つように。

丁寧に推移させていく。

各部分が同期して。

その慣性がまとまっていけば。

身を下げることで。

こちらの手首を掴んだ相手を。

一緒にずれなく座り込ますことができ。

捶を放つことで。

撞木で鐘を撞くかの如く。

直線に抜けていく威力をもつ。

まずは。

部分を意識して。

同期させて動かそうとすること。

それが始まり。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月22日(土) 練習日誌④ 相手が追うときに遠心力を誘う

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正面から歩いてくる相手を。

自分の背を追わせるように。

御する練習として。

軌道を少し丁寧にみていく。

自分が一円。

相手が二円に向かわせるために。

まず。

自分は右斜め前方に大きめに歩み出す。

相手の画面において。

一歩ごとに横に向かう幅を大きく見せる。

すると。

相手もそれを追うように。

一歩ごと横幅をつけるので。

自然と円を描くようになる。

ひとつの円の四分の一を描くまでが。

相手の一円の遠心力が最大となるところ。

そこからもう四分の一を描こうとするまでは。

相手が二円目に切り替えるところ。

なので。

この区間は。

自分の円の半径を徐々に。

小さくしていくと。

相手は。

遠心力の打ち消しをしながら。

こちらの円を追う必要が生じて。

サイドステップを掛けようとしても。

いつもよりも過剰な力を必要とする。

そういった。

計算違いを誘発しながら。

自分が有利な状況を作り出していく。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年7月27日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2019年7月27日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年8月17日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年9月21日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

練習予定:2019年7月20日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年7月20日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場


日付 2019年8月10日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年8月24日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年6月22日(土) 練習日誌③ 捻じり上げも逆らわずに

Permalink:

壁に向かって。

腹を押し付けられて。

左腕を。

背中側で。

下から上に向かって。

捻じり上げられた状態。

右腕は。

もう一方の手で。

壁に押し付けられている。

背中は。

肩だとかで。

壁向かって圧力を掛けられている。

そんな状態で。

捻じり上げが。

成立するのは。

思い込みとして。

相手の捻じり上げに抵抗しようとして。

自分で肩を固めているから。

自分で。

鎖骨を上に持ち上げようとしているから。

ここは。

逆らわずに。

鎖骨の肩側を。

下げるに任せてあげる。

すると。

腕や背中を押さえられていても。

自分の身体を動かす間があることがわかって。

鎖骨を下げながら。

少し回転してあげると。

肩の関節が回せるようになって。

捻じり上げは。

捻じり上げとして成立しなくなる。

大抵の関節技というものは。

自分で固めているだけなので。

どこを固めてしまっているのか。

感じることが大事になる。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月22日(土) 練習日誌② 張り付けられても運動線は作れて

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足で蹴るのではなく。

身体の部位の重心を傾けるなどして。

運動線を作って。

推移することができたら。

少し遊びとして。

壁に向かって。

胸や。

腹をつけた状態で。

二人掛かりで。

自分の両腕と。

背中を押さえ込んでもらう。

壁に張り付けられた状態。

二対一では。

中々力で跳ね返すことは難しいけれど。

張り付けられるのは。

自分が。

相手の力に抵抗しようとしているから。

なので。

その抵抗力を。

そっと緩めつつ。

自分の運動線を。

どこかに定めて。

設けてあげる。

自分の身体として。

統一した運動ができれば。

押さえている。

二人の力もその向きに流れ込んで。

むしろ。

自分の動きを助けてくれるようになる。

後は。

その運動の通りに動けば。

拘束は。

いとも簡単に解けて。

張り付けの刑を脱することができる。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月22日(土) 練習日誌① 塔手を丁寧に聴勁を学ぶ

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聴勁を復習するために。

単純な形として。

ただ塔手で相手と触れ合う。

意識するのは。

塔として。

指先を上に向けて。

その位置まで。

指先が弧を描いていくこと。

その位置まで。

手を前に伸ばしていくことをしない。

なるべく。

重力と相殺される。

そのような軌道で手を移動させる。

そこから。

相手を。

自ら押してしまっていないか。

反対に。

相手が。

微力ながらも。

押してきていないか。

それらを聴こうとする。

注意しないと。

無意識に相手を押してしまう。

もし。

相手が押してきているのを感じたら。

その方向に。

少しずつ手をずらしてあげる。

決して。

押し返してそこに留めることをしない。

もし。

そこに留めるのであれば。

自分の身体に。

相手の運動を通してあげて。

反発することをしないようにする。

とても静かな。

練習だけれど。

大事な要素。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月15日(土) 練習日誌④ 軌道を追えずにすれ違う

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大きな局面での。

相手との衝突を避ける練習。

前方から歩いて来てもらって。

こちらの動き方で。

相手が追い難く歩くところから。

相手と自分を結んだ線に対して。

自分が円を描く軌道が。

その中心と円周の間に。

直線が横切るようにさせて。

相手に。

二つの円を切り替えて。

追わざるを得ないようにする。

その結果。

相手は。

こちらが描く円の。

軌道に合わせるように。

追わざるを得ない状況が作られる。

その状態になったら。

自分の描く円を。

急旋回するように小さくすると。

相手はその急さに。

すぐに応じることができずに。

ただただ。

すれ違うことになる。

仮に。

そのすれ違いを防ごうとすれば。

ムリに方向転換することになって。

身が崩れた状態で。

合い対そうとすることになる。

そしてそれがこの歩法の狙いだったりする。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月15日(土) 練習日誌③ 肚を回して身を入れ換える

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身体を主体に。

構えを操作する練習として。

蟷螂拳の殿歩双捆手で。

肚を回して。

展開する方向付けをする。

肚の回転で。

前足が。

引き付けられてきて。

そこで。

跨を緩めることで。

足の摩擦を抜いてやると。

左右の足の。

前後が入れ替わって。

左右の構えを。

入れ換えることができる。

この。

入れ換え時に。

ほんの少しだけでも。

左右への移動を加えると。

相手との戦局としての。

線がずれて。

相手との衝突状態が変化することになる。

試しに。

相手に一歩分の間合いを詰めたところで。

左右の入れ替えをすると。

割と容易に。

相手の背をとることができる。

相手が。

この線の変化に。

その身の回転だけで応じようとすると。

自分で作った慣性を留められずに。

自ら体勢を崩すことになる。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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