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2019年1月19日(土) 練習日誌④ 崩れた身体を持ち直させない

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崩されたときに。

相手の身体を押しても。

なかな。

身を持ち直せないのはなぜか。

という質問に応えて。

2つの簡単な実験をする。

条件は。

双方が立って。

持ち直す役は両手で。

崩す役は片腕を水平に。

もう片手でその腕を支えるようにする。

持ち直し役は両手を。

水平な腕に宛がって。

この腕を頼りに。

後方に飛ぼうとする状況。

2つのひとつめは。

崩す役が。

腕はしっかりとしてるけれど。

体幹と脚は。

ふわりとさせて。

押されるに任せる場合。

相手は頑張って反作用を得ようとするも。

すべて崩し役に吸収されるだけで。

反作用が得られない。

2つのふたつめは。

崩し役が。

持ち直し役の。

骨盤や体幹を揺らすことで。

その土台を。

持ち直し役が。

思っているのとは違う配列にしてあげる。

すると。

土台が固まっていないので。

得た反作用を。

自分の身体に伝えることができず。

腕だけの力では。

重たい本体を動かすに至らない。

これらの2つを。

崩しの中で起こせると。

相手をその場に縫い留め。

居着かせることができたりする。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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