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雑記:偏りと重心の移ろい

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閉足で立って。

自分の身体を崩すことで。

重心がどう移ろうのかを試す。

胸郭を倒すようにすれば。

前方に重心が出ていき。

お尻を突き出すように上体を倒せば。

後方に重心が出る。

片足を真上に上げようとすれば。

上げんとする側に。

重心が横に出ていき。

肚から順に脊椎を中心に捻じれば。

向いた側に重心が出ていく。


重心そのものは。

運動の中心たる仮想の点たるものと。

重力に頼った流れの向きたるものと。

質量に頼った運動の軸たるものと。

様々な要素が絡んでいるとしても。

それらを体感して。

統合して。

自らの動きとして制御していく。

それを理解することで。

自由を得ることができる。

そんな自然の理のひとつ。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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