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2017年7月22日(土) 練習日誌① 肩の付け根から解いていく

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太極拳の起式において。

並行立ちから。

跨を緩めながら胸郭を回す。

そこから伝わる力で。

両の腕を前方に持ち上げていく。

このとき。

背筋などの力で。

積極的に腕を上げるのではなくて。

肩の付け根から。

順番に力を緩めることで。

腕が上がっていくように仕向ける。

まずは小胸筋の辺りを緩めて。

肩甲骨が。

背中の中央に滑っていけるように。

こうすることで。

胸郭の動きに合わせて。

腕が振り上げられる運動が増せる。

それから上腕三頭筋の辺り。

肘が軽く曲がっていくことで。

腕の先端は。

さらに大きく上昇していく。

そして。

橈骨と尺骨を交差させている筋肉。

そこを緩めることで。

掌が回転し。

天井を向く頃には。

掌が肩の高さまで上がっている。

あくまで。

順番に。

少しずつ留めてから緩めることで。

末端への加速が。

慣性が。

伝わっていく。

力を緩めていく感覚は。

とてもか細く。

とても頼りなく感じられるけれど。

丁寧に。

丁寧に。

手順をなぞることが大事。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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