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2017年6月18日(日) 練習日誌③ 相手の力で関節を曲げて返す

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相手の力を利用する練習。

少林寺拳法の技を取り上げてみる。

向かい合った状態で。

自分の右手首を。

相手が左手で外側に捻じってくる。

堪えようとすると。

それが反作用となって。

自分の身体が動かされる要因になるので。

まずは。

相手の捻じりに。

動かされるだけ動かされて。

自分の脊椎を動かさせていく。

その力を感じたら。

鎖骨の動きを堪えようとする力を緩めて。

それを起点に。

肩と肘を鉛直方向に落としていく。

そうしたら。

肘を曲げている力を緩めて。

軽く腕が伸びるようにしてあげると。

力の巡る輪ができて。

相手は自分の力で崩れ。

自分で捻じろうとしている反作用も加わって。

背中を向けるように離れていく。

だけれど。

掴んだ手は相手の抵抗を感じないことで。

離すことがなく。

そのまま。

脇回りの力も緩めて。

手を軽く下げてあげると。

落下の慣性が加わって。

腕を掴んだまま。

相手はその場に崩れ落ちてしまう。

送り小手の形。

送られるのは。

彼自身の反作用によるもの。

こちらが残った左手で。

わざわざ掴んだりしなくとも。

片手で労なく制することができる。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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