理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

練習予定:2017年8月12日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2016年8月12日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2016年8月27日 日曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

練習予定:2017年8月6日(日)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2017年8月6日 日曜日
時間 9:00~12:00
施設 江戸川橋体育館(江戸川橋)
場所 多目的室

日付 2017年8月19日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2017年7月22日(土) 練習日誌① 肩の付け根から解いていく

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太極拳の起式において。

並行立ちから。

跨を緩めながら胸郭を回す。

そこから伝わる力で。

両の腕を前方に持ち上げていく。

このとき。

背筋などの力で。

積極的に腕を上げるのではなくて。

肩の付け根から。

順番に力を緩めることで。

腕が上がっていくように仕向ける。

まずは小胸筋の辺りを緩めて。

肩甲骨が。

背中の中央に滑っていけるように。

こうすることで。

胸郭の動きに合わせて。

腕が振り上げられる運動が増せる。

それから上腕三頭筋の辺り。

肘が軽く曲がっていくことで。

腕の先端は。

さらに大きく上昇していく。

そして。

橈骨と尺骨を交差させている筋肉。

そこを緩めることで。

掌が回転し。

天井を向く頃には。

掌が肩の高さまで上がっている。

あくまで。

順番に。

少しずつ留めてから緩めることで。

末端への加速が。

慣性が。

伝わっていく。

力を緩めていく感覚は。

とてもか細く。

とても頼りなく感じられるけれど。

丁寧に。

丁寧に。

手順をなぞることが大事。

そんな練習の一幕でした。

雑記:固定することと伸びて縮むこと

Permalink:

身体のある部位を。

固定して。

その他の部位を。

動かそうとすること。

例えば。

右手を胸前に。

いくらか離して置いて。

その手の場所を。

固定して。

自分が近づいていこうとしてみる。

このときに。

固定させて動くために。

力を入れて固定するか。

力を入れずに固定するか。

少なくとも二つのやり方があって。

力を入れずに固定する方法を考えてみる。

力を入れないということは。

力の緩めを利用すること。

上腕三頭筋を。

ちょうどよいペースで抜いていく。

そうして。

腕が折りたたまれていくと。

力を緩めた上腕三頭筋は。

次第に伸びていって。

上腕二頭筋側が。

自然に縮んでいく。

伸びた三頭筋は。

自然に縮みたがって。

それを止めている二頭筋を緩めると。

前方に固定点を押し出す力が。

流れ出すようになる。

力まずに。

生じる力を大きくする方法。

そんな自然の理のひとつ。

2017年7月9日(日) 練習日誌③ 傾かずに足を開く

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足を開いて歩幅を広げる。

足を開こうとすると。

動かす足と反対の足に。

一度体重を預けるようにしたくなる。

もしくは。

反対の足で地面を蹴りながら。

身体を斜めに傾けることで。

開く足の荷重を減らそうとする。

それらをせずに。

足を開く。

そのために。

跨を緩めて。

骨盤を緩やかに前傾させる。

そうして。

両の膝に均等に掛かる荷重を。

膝を開くことによって誘導しながら。

開きたい方の足の膝を。

すぐに内側に倒し直すようにする。

同じ荷重が掛かった状態でも。

足の内側から斜めに掛かると。

足を移動させる動力となって。

両の足に掛かる荷重は均等でも。

足を開いていくことができるようになる。

勿論。

両足を同時に開くこともできるけれど。

それはまた別の練習ということで。

こうして。

足を開くことで。

例え足を開きたい側から。

肩を押さえられていても。

何事もなかったかのように。

足を開くことができる。

体重を一度反対の足に移してしまうと。

そこで体重が固定されてしまって。

足を開くことが困難にされてしまう。

そんな練習の一幕でした。

2017年7月9日(日) 練習日誌② 肩を極められる力を利用する

Permalink:

相手の力を利用する練習。

肩を極められる抵抗を利用したら。

反対に。

肩を極められる力を利用してみる。

同じように。

脇から腕を差し込まれて。

肩口に腕を回されたら。

肩口に掛けられた圧力を利用して。

脊椎をずらすようにする。

それから。

脊椎を戻しながら。

肩が背中側に納まるように。

力を緩めていけば。

肩を極めにきた相手を。

反対に引っくり返せる。

また。

脊椎を戻しながら。

地面の方に向かって。

運動を流していけば。

相手のこちらに入ってくる力が無効化されて。

相手は。

自分の反作用を押さえ込む力しか出せず。

それ以上極める動作を続けられなくなる。

いくら力もうとしても。

力が上手く入らないような。

粘土を押すような感覚で。

ただただ徒労に終わった感じさえする。

そんな練習の一幕でした。

2017年7月9日(日) 練習日誌① 肩を極められる抵抗を利用する

Permalink:

相手の力を利用する練習。

脇から腕を差し込み。

相手の肩回りをロックする。

そのまま。

相手の肩口に圧力を掛けて。

地面方向に潰しこんでいく。

簡単な肩固めに持っていく形。

仕掛けに行ったとき。

相手が背筋などを伸ばして。

腕を前方に抱え込もうとすると。

体格差があれば。

抵抗して返すことができる。

仕掛け側は。

その抵抗を利用していく。

抵抗は。

仕掛けて肩に回した腕を通って。

やはり自分の背筋辺りに返ってくる。

ので。

その力を使って。

自分の脊椎を。

地面水平面で動かしていく。

そうして。

そこから逆順に。

再び肩口に向かって。

力を緩めながら。

動きを伝えていく。

先ほどは抵抗して返せていたけれど。

その抵抗を利用して。

再び仕掛けられた力には。

自分の力が含まれているので。

同じように返すことはできない。

咄嗟に力をぶつけてしまった後の対処。

せっかく跳ね返せると思ったのに。

その直後に。

それ以上の威力で地面に潰されてしまう。

そんな練習の一幕でした。

雑記:施すことと至ること

Permalink:

対人の練習で注意することは。

結果を求めないこと。

例えば。

何かの技があったとして。

その技によって。

ある結果が得られると思っても。

その結果を起こそうとしてはいけない。

結果を起こそうと意図することは。

そこで必要な振る舞いに。

雑味を加えてしまう。

その結果。

得たい結果は得られず。

矛盾するようだけれど。

行うべき行いを。

ただ施すこと。

その結果。

ある結果が訪れる。

ある結果に至る。

施すと。

至る。

ただそれがあるだけ。

それを理解して。

ただあろうとすること。

それがひとつの目指すべき到達点だったりする。

そんな自然の理のひとつ。

練習予定:2017年7月29日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2016年7月9日 日曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2016年7月29日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2016年8月12日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2016年8月27日 日曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2017年7月8日(土) 練習日誌③ 反発する力を利用する木の葉返し

Permalink:

相手の力を利用する練習。

その試しの遊びとして。

少林寺拳法の木の葉返しを題材にしてみる。

相手の手の甲を。

丁字の手で握って。

指が反るように傾ける。

相手は指の反りを嫌って。

拳を握る方向に力を入れようとする。

その反発して。

返る力を利用する。

相手が握りこむ力で。

こちらの肘を外に旋回させる。

そこからは。

脇の力を緩め。

上腕の力を緩めて。

相手の力を起点にして。

体幹側から。

手先に向かって。

順に動いていく。

相手は。

自分の握りこもうとする力を使われて。

知らない内に。

抵抗できず。

身をくるりと翻されてしまう。

そのまま。

掲げた腕を維持する力を。

地面の方向に。

抜いていけば。

捻じられた肩で。

受け身の取りにくい態勢で。

地面に転がされることになる。

そんな練習の一幕でした。

2017年7月8日(土) 練習日誌② 足から順に背折靠

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上下に立ち上がったり。

腰を低くしたりを繰り返して。

円襠(えんとう)に気を付けて。

膝を少し外に開きながら。

馬歩の姿勢を取る。

そこから。

開いた膝を左足だけ緩めて。

少し内に締められて。

腰辺りの張力が生まれる。

その張力を頼りに。

右の肚が右にずれ。

入れ替わるように。

鎖骨が右後方に開く。

肩甲骨が元の位置に戻りながら。

肘が張り出し。

脇が締まりながら。

拳が右方に弾き出される。

はじめに自然に張られた力から。

後は順に。

緩めて繋げて連動する。

そのひとつひとつの動きには。

どこにも止めるところなく。

靠。

肩。

肘。

手首。

拳。

距離によって。

どこでも当身を入れることができる。

試しに。

距離を変えながら。

当たるところに。

当たるところを。

当ててみる。

宛がってみる。

そんな練習の一幕でした。

2017年7月8日(土) 練習日誌① 膝のみが止まらぬように身を沈める

Permalink:

並行立ちから腰を沈める。

足首と。

跨の力を緩め始めて。

間に挟まれた膝が。

連動して曲がっていく。

そこから。

身を沈めきるまで。

膝だけが止まることがないようにする。

膝の動きが止まると。

膝関節を固定する筋肉が働き。

膝より上部が。

後方に倒れこむ動きが強調される。

また。

固定する筋肉は。

反作用を生じて。

これも相まって。

重心が後ろに向かって押し返されることになる。

たとえ。

真っすぐ下に沈もうと思っても。

膝が止まった瞬間から。

反対に後方にずれ始めて。

余分に脛で引っ張り止めたり。

つま先が上がって。

バランスを取ったり。

余計な不均衡が生じたりする。

なので。

膝の動きは。

身を沈めきるそのときまで。

留まることなきよう。

慎重に。

体感を味わいながら。

繰り返し練習していく。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2017年7月22日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2017年7月22日 土曜日
時間 8:30~11:00
場所 -

日付 2017年8月6日 日曜日
時間 9:00~12:00
施設 江戸川橋体育館(江戸川橋)
場所 未定

日付 2017年8月19日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

雑記:握りこむ力を利用して返してあげる

Permalink:

相手の力を利用する練習の中で。

お遊び的に。

握手する力を返すことを試してみる。

握手は。

握りこむ力同士が。

互いに拮抗することで成立する。

受け手が。

仮にその拮抗を起こそうとしなければ。

その力は。

その消化を求めて。

体幹の方に流れてくる。

その流れを。

肘が動く力に転嫁してあげる。

それは単に。

軽く外に張り出していくだけ。

相手の力を使って。

外に張り出すことができたら。

脇回りと。

肩回り。

肘回りの力を。

順に緩めてあげると。

運動の循環ができて。

掛け手がその場に座り込むことになる。

掛け手が握りこもうとしてくれなければ。

何も起きず。

しっかり握ろうとしてくれたときだけ。

座り込む現象が起きる。

起こりがなければ対立も起きない。

そんな自然の理のひとつ。

2017年6月18日(日) 練習日誌③ 相手の力で関節を曲げて返す

Permalink:

相手の力を利用する練習。

少林寺拳法の技を取り上げてみる。

向かい合った状態で。

自分の右手首を。

相手が左手で外側に捻じってくる。

堪えようとすると。

それが反作用となって。

自分の身体が動かされる要因になるので。

まずは。

相手の捻じりに。

動かされるだけ動かされて。

自分の脊椎を動かさせていく。

その力を感じたら。

鎖骨の動きを堪えようとする力を緩めて。

それを起点に。

肩と肘を鉛直方向に落としていく。

そうしたら。

肘を曲げている力を緩めて。

軽く腕が伸びるようにしてあげると。

力の巡る輪ができて。

相手は自分の力で崩れ。

自分で捻じろうとしている反作用も加わって。

背中を向けるように離れていく。

だけれど。

掴んだ手は相手の抵抗を感じないことで。

離すことがなく。

そのまま。

脇回りの力も緩めて。

手を軽く下げてあげると。

落下の慣性が加わって。

腕を掴んだまま。

相手はその場に崩れ落ちてしまう。

送り小手の形。

送られるのは。

彼自身の反作用によるもの。

こちらが残った左手で。

わざわざ掴んだりしなくとも。

片手で労なく制することができる。

そんな練習の一幕でした。

2017年6月18日(日) 練習日誌② 慣性を纏いながら

Permalink:

虛步探掌で前に進むときに。

地面を蹴るのではなく。

重心移動で前足に寄っていれば。

その身体は。

前進していく慣性を纏っている。

後ろ足で蹴っていると。

前足でも突っ張ることになり。

その結果。

運動は中和されてしまう。

前向きの慣性があれば。

後ろ足は。

膝や跨を固定することで。

前に行くのを止めているだけの役目になる。

なので。

その力を緩めてあげれば。

さらに前進が続き。

そのまま両足を揃えることができる。

さらに蹴るか。

さらに緩めるかの違い。

蹴って前に乗ると。

結果的には。

一度上方への力が掛かって。

落下して前足に乗ることになる。

翻って。

緩めて前に進めば。

ただただ。

前への慣性が残り。

それ以上前に行かないように。

幾分かの箇所で。

固定して留める状態となる。

畜勁した状態。

ここから。

前進を留める力を緩めて。

重さを支える跨を外してあげると。

自然と前方に跳ねることになる。

どちらかというと。

滑り出る方が近いのだけれど。

その前の套路動作で。

蹴るか緩めるかの違いで。

簡単に前に出られるか出られないかの差が。

明々白々に生じることを。

自分の身体で何度も試して不思議がる。

そんな練習の一幕でした。

2017年6月18日(日) 練習日誌① 地面を蹴らずに体を変える

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跨と足首を緩めることで。

上体の重さによって。

膝を運動させる。

左右の足の。

力の緩めを制御することで。

地面を蹴ることなく。

バランスの崩れを利用しながら。

重心を。

前寄り。

後ろ寄りへと。

推移させる。

莽蛇纏身が終わったところから。

左右の跨を緩めつつ。

流れてくる慣性を使って。

右膝を外に開く。

定位置まで進んだところで。

右の跨と膝を。

固定させて。

代わりに。

左の跨と膝を緩めると。

球が転がるように。

振り子が揺れるように。

左足に寄り始める。

そして。

左足に重心が移る頃には。

右足が自由になっているので。

少し前に踏み出して。

再び。

右の跨と足首を緩めることで。

前足に身体を寄らせていく。

虛步探掌の身遣い。

ひとつひとつの。

体移動を。

地面を蹴りながら行うと。

移動の切り替えで簡単に押さえ込まれてしまう。

緩めることで。

重心を移動させていれば。

どの動きの中でも。

身体を掴まれたとしても。

その移動を止めることはできない。

また。

拍子のない動きになる。

その動き方を覚えるまでは。

意識を掛けないとできはしないけれど。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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