練習予定:2017年8月6日(日)
Share +東京の練習予定日です。
日付 2017年8月6日 日曜日
時間 9:00~12:00
施設 江戸川橋体育館(江戸川橋)
場所 多目的室
日付 2017年8月19日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -
※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
2017年7月22日(土) 練習日誌① 肩の付け根から解いていく
Share +太極拳の起式において。
並行立ちから。
跨を緩めながら胸郭を回す。
そこから伝わる力で。
両の腕を前方に持ち上げていく。
このとき。
背筋などの力で。
積極的に腕を上げるのではなくて。
肩の付け根から。
順番に力を緩めることで。
腕が上がっていくように仕向ける。
まずは小胸筋の辺りを緩めて。
肩甲骨が。
背中の中央に滑っていけるように。
こうすることで。
胸郭の動きに合わせて。
腕が振り上げられる運動が増せる。
それから上腕三頭筋の辺り。
肘が軽く曲がっていくことで。
腕の先端は。
さらに大きく上昇していく。
そして。
橈骨と尺骨を交差させている筋肉。
そこを緩めることで。
掌が回転し。
天井を向く頃には。
掌が肩の高さまで上がっている。
あくまで。
順番に。
少しずつ留めてから緩めることで。
末端への加速が。
慣性が。
伝わっていく。
力を緩めていく感覚は。
とてもか細く。
とても頼りなく感じられるけれど。
丁寧に。
丁寧に。
手順をなぞることが大事。
そんな練習の一幕でした。
並行立ちから。
跨を緩めながら胸郭を回す。
そこから伝わる力で。
両の腕を前方に持ち上げていく。
このとき。
背筋などの力で。
積極的に腕を上げるのではなくて。
肩の付け根から。
順番に力を緩めることで。
腕が上がっていくように仕向ける。
まずは小胸筋の辺りを緩めて。
肩甲骨が。
背中の中央に滑っていけるように。
こうすることで。
胸郭の動きに合わせて。
腕が振り上げられる運動が増せる。
それから上腕三頭筋の辺り。
肘が軽く曲がっていくことで。
腕の先端は。
さらに大きく上昇していく。
そして。
橈骨と尺骨を交差させている筋肉。
そこを緩めることで。
掌が回転し。
天井を向く頃には。
掌が肩の高さまで上がっている。
あくまで。
順番に。
少しずつ留めてから緩めることで。
末端への加速が。
慣性が。
伝わっていく。
力を緩めていく感覚は。
とてもか細く。
とても頼りなく感じられるけれど。
丁寧に。
丁寧に。
手順をなぞることが大事。
そんな練習の一幕でした。
雑記:固定することと伸びて縮むこと
Share +身体のある部位を。
固定して。
その他の部位を。
動かそうとすること。
例えば。
右手を胸前に。
いくらか離して置いて。
その手の場所を。
固定して。
自分が近づいていこうとしてみる。
このときに。
固定させて動くために。
力を入れて固定するか。
力を入れずに固定するか。
少なくとも二つのやり方があって。
力を入れずに固定する方法を考えてみる。
力を入れないということは。
力の緩めを利用すること。
上腕三頭筋を。
ちょうどよいペースで抜いていく。
そうして。
腕が折りたたまれていくと。
力を緩めた上腕三頭筋は。
次第に伸びていって。
上腕二頭筋側が。
自然に縮んでいく。
伸びた三頭筋は。
自然に縮みたがって。
それを止めている二頭筋を緩めると。
前方に固定点を押し出す力が。
流れ出すようになる。
力まずに。
生じる力を大きくする方法。
そんな自然の理のひとつ。
固定して。
その他の部位を。
動かそうとすること。
例えば。
右手を胸前に。
いくらか離して置いて。
その手の場所を。
固定して。
自分が近づいていこうとしてみる。
このときに。
固定させて動くために。
力を入れて固定するか。
力を入れずに固定するか。
少なくとも二つのやり方があって。
力を入れずに固定する方法を考えてみる。
力を入れないということは。
力の緩めを利用すること。
上腕三頭筋を。
ちょうどよいペースで抜いていく。
そうして。
腕が折りたたまれていくと。
力を緩めた上腕三頭筋は。
次第に伸びていって。
上腕二頭筋側が。
自然に縮んでいく。
伸びた三頭筋は。
自然に縮みたがって。
それを止めている二頭筋を緩めると。
前方に固定点を押し出す力が。
流れ出すようになる。
力まずに。
生じる力を大きくする方法。
そんな自然の理のひとつ。
2017年7月9日(日) 練習日誌③ 傾かずに足を開く
Share +足を開いて歩幅を広げる。
足を開こうとすると。
動かす足と反対の足に。
一度体重を預けるようにしたくなる。
もしくは。
反対の足で地面を蹴りながら。
身体を斜めに傾けることで。
開く足の荷重を減らそうとする。
それらをせずに。
足を開く。
そのために。
跨を緩めて。
骨盤を緩やかに前傾させる。
そうして。
両の膝に均等に掛かる荷重を。
膝を開くことによって誘導しながら。
開きたい方の足の膝を。
すぐに内側に倒し直すようにする。
同じ荷重が掛かった状態でも。
足の内側から斜めに掛かると。
足を移動させる動力となって。
両の足に掛かる荷重は均等でも。
足を開いていくことができるようになる。
勿論。
両足を同時に開くこともできるけれど。
それはまた別の練習ということで。
こうして。
足を開くことで。
例え足を開きたい側から。
肩を押さえられていても。
何事もなかったかのように。
足を開くことができる。
体重を一度反対の足に移してしまうと。
そこで体重が固定されてしまって。
足を開くことが困難にされてしまう。
そんな練習の一幕でした。
足を開こうとすると。
動かす足と反対の足に。
一度体重を預けるようにしたくなる。
もしくは。
反対の足で地面を蹴りながら。
身体を斜めに傾けることで。
開く足の荷重を減らそうとする。
それらをせずに。
足を開く。
そのために。
跨を緩めて。
骨盤を緩やかに前傾させる。
そうして。
両の膝に均等に掛かる荷重を。
膝を開くことによって誘導しながら。
開きたい方の足の膝を。
すぐに内側に倒し直すようにする。
同じ荷重が掛かった状態でも。
足の内側から斜めに掛かると。
足を移動させる動力となって。
両の足に掛かる荷重は均等でも。
足を開いていくことができるようになる。
勿論。
両足を同時に開くこともできるけれど。
それはまた別の練習ということで。
こうして。
足を開くことで。
例え足を開きたい側から。
肩を押さえられていても。
何事もなかったかのように。
足を開くことができる。
体重を一度反対の足に移してしまうと。
そこで体重が固定されてしまって。
足を開くことが困難にされてしまう。
そんな練習の一幕でした。
2017年7月9日(日) 練習日誌② 肩を極められる力を利用する
Share +相手の力を利用する練習。
肩を極められる抵抗を利用したら。
反対に。
肩を極められる力を利用してみる。
同じように。
脇から腕を差し込まれて。
肩口に腕を回されたら。
肩口に掛けられた圧力を利用して。
脊椎をずらすようにする。
それから。
脊椎を戻しながら。
肩が背中側に納まるように。
力を緩めていけば。
肩を極めにきた相手を。
反対に引っくり返せる。
また。
脊椎を戻しながら。
地面の方に向かって。
運動を流していけば。
相手のこちらに入ってくる力が無効化されて。
相手は。
自分の反作用を押さえ込む力しか出せず。
それ以上極める動作を続けられなくなる。
いくら力もうとしても。
力が上手く入らないような。
粘土を押すような感覚で。
ただただ徒労に終わった感じさえする。
そんな練習の一幕でした。
肩を極められる抵抗を利用したら。
反対に。
肩を極められる力を利用してみる。
同じように。
脇から腕を差し込まれて。
肩口に腕を回されたら。
肩口に掛けられた圧力を利用して。
脊椎をずらすようにする。
それから。
脊椎を戻しながら。
肩が背中側に納まるように。
力を緩めていけば。
肩を極めにきた相手を。
反対に引っくり返せる。
また。
脊椎を戻しながら。
地面の方に向かって。
運動を流していけば。
相手のこちらに入ってくる力が無効化されて。
相手は。
自分の反作用を押さえ込む力しか出せず。
それ以上極める動作を続けられなくなる。
いくら力もうとしても。
力が上手く入らないような。
粘土を押すような感覚で。
ただただ徒労に終わった感じさえする。
そんな練習の一幕でした。
2017年7月9日(日) 練習日誌① 肩を極められる抵抗を利用する
Share +相手の力を利用する練習。
脇から腕を差し込み。
相手の肩回りをロックする。
そのまま。
相手の肩口に圧力を掛けて。
地面方向に潰しこんでいく。
簡単な肩固めに持っていく形。
仕掛けに行ったとき。
相手が背筋などを伸ばして。
腕を前方に抱え込もうとすると。
体格差があれば。
抵抗して返すことができる。
仕掛け側は。
その抵抗を利用していく。
抵抗は。
仕掛けて肩に回した腕を通って。
やはり自分の背筋辺りに返ってくる。
ので。
その力を使って。
自分の脊椎を。
地面水平面で動かしていく。
そうして。
そこから逆順に。
再び肩口に向かって。
力を緩めながら。
動きを伝えていく。
先ほどは抵抗して返せていたけれど。
その抵抗を利用して。
再び仕掛けられた力には。
自分の力が含まれているので。
同じように返すことはできない。
咄嗟に力をぶつけてしまった後の対処。
せっかく跳ね返せると思ったのに。
その直後に。
それ以上の威力で地面に潰されてしまう。
そんな練習の一幕でした。
脇から腕を差し込み。
相手の肩回りをロックする。
そのまま。
相手の肩口に圧力を掛けて。
地面方向に潰しこんでいく。
簡単な肩固めに持っていく形。
仕掛けに行ったとき。
相手が背筋などを伸ばして。
腕を前方に抱え込もうとすると。
体格差があれば。
抵抗して返すことができる。
仕掛け側は。
その抵抗を利用していく。
抵抗は。
仕掛けて肩に回した腕を通って。
やはり自分の背筋辺りに返ってくる。
ので。
その力を使って。
自分の脊椎を。
地面水平面で動かしていく。
そうして。
そこから逆順に。
再び肩口に向かって。
力を緩めながら。
動きを伝えていく。
先ほどは抵抗して返せていたけれど。
その抵抗を利用して。
再び仕掛けられた力には。
自分の力が含まれているので。
同じように返すことはできない。
咄嗟に力をぶつけてしまった後の対処。
せっかく跳ね返せると思ったのに。
その直後に。
それ以上の威力で地面に潰されてしまう。
そんな練習の一幕でした。
雑記:施すことと至ること
Share +対人の練習で注意することは。
結果を求めないこと。
例えば。
何かの技があったとして。
その技によって。
ある結果が得られると思っても。
その結果を起こそうとしてはいけない。
結果を起こそうと意図することは。
そこで必要な振る舞いに。
雑味を加えてしまう。
その結果。
得たい結果は得られず。
矛盾するようだけれど。
行うべき行いを。
ただ施すこと。
その結果。
ある結果が訪れる。
ある結果に至る。
施すと。
至る。
ただそれがあるだけ。
それを理解して。
ただあろうとすること。
それがひとつの目指すべき到達点だったりする。
そんな自然の理のひとつ。
結果を求めないこと。
例えば。
何かの技があったとして。
その技によって。
ある結果が得られると思っても。
その結果を起こそうとしてはいけない。
結果を起こそうと意図することは。
そこで必要な振る舞いに。
雑味を加えてしまう。
その結果。
得たい結果は得られず。
矛盾するようだけれど。
行うべき行いを。
ただ施すこと。
その結果。
ある結果が訪れる。
ある結果に至る。
施すと。
至る。
ただそれがあるだけ。
それを理解して。
ただあろうとすること。
それがひとつの目指すべき到達点だったりする。
そんな自然の理のひとつ。
2017年7月8日(土) 練習日誌③ 反発する力を利用する木の葉返し
Share +相手の力を利用する練習。
その試しの遊びとして。
少林寺拳法の木の葉返しを題材にしてみる。
相手の手の甲を。
丁字の手で握って。
指が反るように傾ける。
相手は指の反りを嫌って。
拳を握る方向に力を入れようとする。
その反発して。
返る力を利用する。
相手が握りこむ力で。
こちらの肘を外に旋回させる。
そこからは。
脇の力を緩め。
上腕の力を緩めて。
相手の力を起点にして。
体幹側から。
手先に向かって。
順に動いていく。
相手は。
自分の握りこもうとする力を使われて。
知らない内に。
抵抗できず。
身をくるりと翻されてしまう。
そのまま。
掲げた腕を維持する力を。
地面の方向に。
抜いていけば。
捻じられた肩で。
受け身の取りにくい態勢で。
地面に転がされることになる。
そんな練習の一幕でした。
その試しの遊びとして。
少林寺拳法の木の葉返しを題材にしてみる。
相手の手の甲を。
丁字の手で握って。
指が反るように傾ける。
相手は指の反りを嫌って。
拳を握る方向に力を入れようとする。
その反発して。
返る力を利用する。
相手が握りこむ力で。
こちらの肘を外に旋回させる。
そこからは。
脇の力を緩め。
上腕の力を緩めて。
相手の力を起点にして。
体幹側から。
手先に向かって。
順に動いていく。
相手は。
自分の握りこもうとする力を使われて。
知らない内に。
抵抗できず。
身をくるりと翻されてしまう。
そのまま。
掲げた腕を維持する力を。
地面の方向に。
抜いていけば。
捻じられた肩で。
受け身の取りにくい態勢で。
地面に転がされることになる。
そんな練習の一幕でした。
2017年7月8日(土) 練習日誌② 足から順に背折靠
Share +上下に立ち上がったり。
腰を低くしたりを繰り返して。
円襠(えんとう)に気を付けて。
膝を少し外に開きながら。
馬歩の姿勢を取る。
そこから。
開いた膝を左足だけ緩めて。
少し内に締められて。
腰辺りの張力が生まれる。
その張力を頼りに。
右の肚が右にずれ。
入れ替わるように。
鎖骨が右後方に開く。
肩甲骨が元の位置に戻りながら。
肘が張り出し。
脇が締まりながら。
拳が右方に弾き出される。
はじめに自然に張られた力から。
後は順に。
緩めて繋げて連動する。
そのひとつひとつの動きには。
どこにも止めるところなく。
靠。
肩。
肘。
手首。
拳。
距離によって。
どこでも当身を入れることができる。
試しに。
距離を変えながら。
当たるところに。
当たるところを。
当ててみる。
宛がってみる。
そんな練習の一幕でした。
腰を低くしたりを繰り返して。
円襠(えんとう)に気を付けて。
膝を少し外に開きながら。
馬歩の姿勢を取る。
そこから。
開いた膝を左足だけ緩めて。
少し内に締められて。
腰辺りの張力が生まれる。
その張力を頼りに。
右の肚が右にずれ。
入れ替わるように。
鎖骨が右後方に開く。
肩甲骨が元の位置に戻りながら。
肘が張り出し。
脇が締まりながら。
拳が右方に弾き出される。
はじめに自然に張られた力から。
後は順に。
緩めて繋げて連動する。
そのひとつひとつの動きには。
どこにも止めるところなく。
靠。
肩。
肘。
手首。
拳。
距離によって。
どこでも当身を入れることができる。
試しに。
距離を変えながら。
当たるところに。
当たるところを。
当ててみる。
宛がってみる。
そんな練習の一幕でした。
2017年7月8日(土) 練習日誌① 膝のみが止まらぬように身を沈める
Share +並行立ちから腰を沈める。
足首と。
跨の力を緩め始めて。
間に挟まれた膝が。
連動して曲がっていく。
そこから。
身を沈めきるまで。
膝だけが止まることがないようにする。
膝の動きが止まると。
膝関節を固定する筋肉が働き。
膝より上部が。
後方に倒れこむ動きが強調される。
また。
固定する筋肉は。
反作用を生じて。
これも相まって。
重心が後ろに向かって押し返されることになる。
たとえ。
真っすぐ下に沈もうと思っても。
膝が止まった瞬間から。
反対に後方にずれ始めて。
余分に脛で引っ張り止めたり。
つま先が上がって。
バランスを取ったり。
余計な不均衡が生じたりする。
なので。
膝の動きは。
身を沈めきるそのときまで。
留まることなきよう。
慎重に。
体感を味わいながら。
繰り返し練習していく。
そんな練習の一幕でした。
足首と。
跨の力を緩め始めて。
間に挟まれた膝が。
連動して曲がっていく。
そこから。
身を沈めきるまで。
膝だけが止まることがないようにする。
膝の動きが止まると。
膝関節を固定する筋肉が働き。
膝より上部が。
後方に倒れこむ動きが強調される。
また。
固定する筋肉は。
反作用を生じて。
これも相まって。
重心が後ろに向かって押し返されることになる。
たとえ。
真っすぐ下に沈もうと思っても。
膝が止まった瞬間から。
反対に後方にずれ始めて。
余分に脛で引っ張り止めたり。
つま先が上がって。
バランスを取ったり。
余計な不均衡が生じたりする。
なので。
膝の動きは。
身を沈めきるそのときまで。
留まることなきよう。
慎重に。
体感を味わいながら。
繰り返し練習していく。
そんな練習の一幕でした。
練習予定:2017年7月22日(土)
Share +東京の練習予定日です。
日付 2017年7月22日 土曜日
時間 8:30~11:00
場所 -
日付 2017年8月6日 日曜日
時間 9:00~12:00
施設 江戸川橋体育館(江戸川橋)
場所 未定
日付 2017年8月19日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -
※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
雑記:握りこむ力を利用して返してあげる
Share +相手の力を利用する練習の中で。
お遊び的に。
握手する力を返すことを試してみる。
握手は。
握りこむ力同士が。
互いに拮抗することで成立する。
受け手が。
仮にその拮抗を起こそうとしなければ。
その力は。
その消化を求めて。
体幹の方に流れてくる。
その流れを。
肘が動く力に転嫁してあげる。
それは単に。
軽く外に張り出していくだけ。
相手の力を使って。
外に張り出すことができたら。
脇回りと。
肩回り。
肘回りの力を。
順に緩めてあげると。
運動の循環ができて。
掛け手がその場に座り込むことになる。
掛け手が握りこもうとしてくれなければ。
何も起きず。
しっかり握ろうとしてくれたときだけ。
座り込む現象が起きる。
起こりがなければ対立も起きない。
そんな自然の理のひとつ。
お遊び的に。
握手する力を返すことを試してみる。
握手は。
握りこむ力同士が。
互いに拮抗することで成立する。
受け手が。
仮にその拮抗を起こそうとしなければ。
その力は。
その消化を求めて。
体幹の方に流れてくる。
その流れを。
肘が動く力に転嫁してあげる。
それは単に。
軽く外に張り出していくだけ。
相手の力を使って。
外に張り出すことができたら。
脇回りと。
肩回り。
肘回りの力を。
順に緩めてあげると。
運動の循環ができて。
掛け手がその場に座り込むことになる。
掛け手が握りこもうとしてくれなければ。
何も起きず。
しっかり握ろうとしてくれたときだけ。
座り込む現象が起きる。
起こりがなければ対立も起きない。
そんな自然の理のひとつ。
2017年6月18日(日) 練習日誌③ 相手の力で関節を曲げて返す
Share +相手の力を利用する練習。
少林寺拳法の技を取り上げてみる。
向かい合った状態で。
自分の右手首を。
相手が左手で外側に捻じってくる。
堪えようとすると。
それが反作用となって。
自分の身体が動かされる要因になるので。
まずは。
相手の捻じりに。
動かされるだけ動かされて。
自分の脊椎を動かさせていく。
その力を感じたら。
鎖骨の動きを堪えようとする力を緩めて。
それを起点に。
肩と肘を鉛直方向に落としていく。
そうしたら。
肘を曲げている力を緩めて。
軽く腕が伸びるようにしてあげると。
力の巡る輪ができて。
相手は自分の力で崩れ。
自分で捻じろうとしている反作用も加わって。
背中を向けるように離れていく。
だけれど。
掴んだ手は相手の抵抗を感じないことで。
離すことがなく。
そのまま。
脇回りの力も緩めて。
手を軽く下げてあげると。
落下の慣性が加わって。
腕を掴んだまま。
相手はその場に崩れ落ちてしまう。
送り小手の形。
送られるのは。
彼自身の反作用によるもの。
こちらが残った左手で。
わざわざ掴んだりしなくとも。
片手で労なく制することができる。
そんな練習の一幕でした。
少林寺拳法の技を取り上げてみる。
向かい合った状態で。
自分の右手首を。
相手が左手で外側に捻じってくる。
堪えようとすると。
それが反作用となって。
自分の身体が動かされる要因になるので。
まずは。
相手の捻じりに。
動かされるだけ動かされて。
自分の脊椎を動かさせていく。
その力を感じたら。
鎖骨の動きを堪えようとする力を緩めて。
それを起点に。
肩と肘を鉛直方向に落としていく。
そうしたら。
肘を曲げている力を緩めて。
軽く腕が伸びるようにしてあげると。
力の巡る輪ができて。
相手は自分の力で崩れ。
自分で捻じろうとしている反作用も加わって。
背中を向けるように離れていく。
だけれど。
掴んだ手は相手の抵抗を感じないことで。
離すことがなく。
そのまま。
脇回りの力も緩めて。
手を軽く下げてあげると。
落下の慣性が加わって。
腕を掴んだまま。
相手はその場に崩れ落ちてしまう。
送り小手の形。
送られるのは。
彼自身の反作用によるもの。
こちらが残った左手で。
わざわざ掴んだりしなくとも。
片手で労なく制することができる。
そんな練習の一幕でした。
2017年6月18日(日) 練習日誌② 慣性を纏いながら
Share +虛步探掌で前に進むときに。
地面を蹴るのではなく。
重心移動で前足に寄っていれば。
その身体は。
前進していく慣性を纏っている。
後ろ足で蹴っていると。
前足でも突っ張ることになり。
その結果。
運動は中和されてしまう。
前向きの慣性があれば。
後ろ足は。
膝や跨を固定することで。
前に行くのを止めているだけの役目になる。
なので。
その力を緩めてあげれば。
さらに前進が続き。
そのまま両足を揃えることができる。
さらに蹴るか。
さらに緩めるかの違い。
蹴って前に乗ると。
結果的には。
一度上方への力が掛かって。
落下して前足に乗ることになる。
翻って。
緩めて前に進めば。
ただただ。
前への慣性が残り。
それ以上前に行かないように。
幾分かの箇所で。
固定して留める状態となる。
畜勁した状態。
ここから。
前進を留める力を緩めて。
重さを支える跨を外してあげると。
自然と前方に跳ねることになる。
どちらかというと。
滑り出る方が近いのだけれど。
その前の套路動作で。
蹴るか緩めるかの違いで。
簡単に前に出られるか出られないかの差が。
明々白々に生じることを。
自分の身体で何度も試して不思議がる。
そんな練習の一幕でした。
地面を蹴るのではなく。
重心移動で前足に寄っていれば。
その身体は。
前進していく慣性を纏っている。
後ろ足で蹴っていると。
前足でも突っ張ることになり。
その結果。
運動は中和されてしまう。
前向きの慣性があれば。
後ろ足は。
膝や跨を固定することで。
前に行くのを止めているだけの役目になる。
なので。
その力を緩めてあげれば。
さらに前進が続き。
そのまま両足を揃えることができる。
さらに蹴るか。
さらに緩めるかの違い。
蹴って前に乗ると。
結果的には。
一度上方への力が掛かって。
落下して前足に乗ることになる。
翻って。
緩めて前に進めば。
ただただ。
前への慣性が残り。
それ以上前に行かないように。
幾分かの箇所で。
固定して留める状態となる。
畜勁した状態。
ここから。
前進を留める力を緩めて。
重さを支える跨を外してあげると。
自然と前方に跳ねることになる。
どちらかというと。
滑り出る方が近いのだけれど。
その前の套路動作で。
蹴るか緩めるかの違いで。
簡単に前に出られるか出られないかの差が。
明々白々に生じることを。
自分の身体で何度も試して不思議がる。
そんな練習の一幕でした。
2017年6月18日(日) 練習日誌① 地面を蹴らずに体を変える
Share +跨と足首を緩めることで。
上体の重さによって。
膝を運動させる。
左右の足の。
力の緩めを制御することで。
地面を蹴ることなく。
バランスの崩れを利用しながら。
重心を。
前寄り。
後ろ寄りへと。
推移させる。
莽蛇纏身が終わったところから。
左右の跨を緩めつつ。
流れてくる慣性を使って。
右膝を外に開く。
定位置まで進んだところで。
右の跨と膝を。
固定させて。
代わりに。
左の跨と膝を緩めると。
球が転がるように。
振り子が揺れるように。
左足に寄り始める。
そして。
左足に重心が移る頃には。
右足が自由になっているので。
少し前に踏み出して。
再び。
右の跨と足首を緩めることで。
前足に身体を寄らせていく。
虛步探掌の身遣い。
ひとつひとつの。
体移動を。
地面を蹴りながら行うと。
移動の切り替えで簡単に押さえ込まれてしまう。
緩めることで。
重心を移動させていれば。
どの動きの中でも。
身体を掴まれたとしても。
その移動を止めることはできない。
また。
拍子のない動きになる。
その動き方を覚えるまでは。
意識を掛けないとできはしないけれど。
そんな練習の一幕でした。
上体の重さによって。
膝を運動させる。
左右の足の。
力の緩めを制御することで。
地面を蹴ることなく。
バランスの崩れを利用しながら。
重心を。
前寄り。
後ろ寄りへと。
推移させる。
莽蛇纏身が終わったところから。
左右の跨を緩めつつ。
流れてくる慣性を使って。
右膝を外に開く。
定位置まで進んだところで。
右の跨と膝を。
固定させて。
代わりに。
左の跨と膝を緩めると。
球が転がるように。
振り子が揺れるように。
左足に寄り始める。
そして。
左足に重心が移る頃には。
右足が自由になっているので。
少し前に踏み出して。
再び。
右の跨と足首を緩めることで。
前足に身体を寄らせていく。
虛步探掌の身遣い。
ひとつひとつの。
体移動を。
地面を蹴りながら行うと。
移動の切り替えで簡単に押さえ込まれてしまう。
緩めることで。
重心を移動させていれば。
どの動きの中でも。
身体を掴まれたとしても。
その移動を止めることはできない。
また。
拍子のない動きになる。
その動き方を覚えるまでは。
意識を掛けないとできはしないけれど。
そんな練習の一幕でした。
~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。
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