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2016年2月6日(土) 練習日誌① 跨の緩めをもう少し

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立ったり歩いたりするときの跨(こ)の緩めをもう少し。

以前、鬆腰鬆跨(しょうようしょうこ)のために力を抜くことを練習した。

そのときに内股気味になってもよいとしたのだけれど。

ここを少し訂正。

内股気味になってしまうのは。

大腿直筋がまだ張ってしまっているがため。

ここの力が抜けないと。

腿(もも)を曲げる作用とは別に。

固体としての阻害が働いてしまって。

それを避けるように内股が誘導されてしまう。

なので。

へっぴり腰の意識はそのままに。

腿の足の付け根近く、外半分くらいの範囲の力を抜くことを意識する。

それができたら。

確認のために。

並行立ちのまま相手に押してもらう。

両手を馬歩のように前に差し出して。

その両手を介して押してもらう。

上手く力が抜けていれば。

相手は押しどころが判りにくくなって。

押される側はそれほど耐えてはいないのに。

その場からなかなか押し離されることはない。

反対に。

さらに跨と膝の力を抜いて。

自分が下がっていったりすると。

相手はそれに合わせて地面に崩れたりする。

他にも。

押されたままで。

肘を横に折り曲げて。

指先は位置を変えないように手首が折れ上がるようにすると。

自分で押す力が返ってしまって。

これまた同じように地面に崩し落とすことができる。

押す力もまた。

どこかに流れて行くもの。

その流れを変えてあげれば。

それに応じた作用がどこかに生じる。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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