理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2020年1月18日(土) 練習日誌① 関節の隙間と運動の余裕と

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打撃を入れるときに。

深く浸透させるための追撃で。

肘を動かしていくことを。

もう少し分解してみる。

そのために。

相手に捶が。

押しあてられたところから。

相手の抵抗と。

こちらの押し込みが。

拮抗しているところから始める。

その状態で。

肘を動かす代わりに。

肘を支えている。

その力を。

緩めてあげる。

そうすることで。

上腕と。

前腕を。

動かないように。

固定している状態が。

解放されて。

肘が動くようになる。

このことで。

上腕より元。

身体の動きが。

運動として。

慣性として。

相手に伝わって。

はじめに抵抗していた力では。

後から動いてきた力に。

抵抗しきれなくなって。

その作用を大きくする。

深く浸透させるために。

拳を握って。

手首を固めたとしても。

肘まで固めないことが。

大事であることを学ぶ。

そんな練習の一幕でした。

2020年1月11日(土) 練習日誌④ 重さの運動の衝突を感じる

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相手と向かい合って。

プレッシャーをどれくらい感じるのか。

その感覚を味わってみる。

相手と自分。

その間の空間が。

どれくらいの距離離れているか。

空間の中に。

相手の腕がどこに位置づいているか。

そこに影響を受けるのは。

当然として。

プレッシャーを感じる源は。

精神的なものか。

気迫的なものか。

その辺りを探っていく。

そうした。

感情と気概的なものもあるけれど。

その前に。

物理的な現象にまず気を払う。

それは。

自分の身体が。

統合されたときに。

重さとして。

どこに向かおうとしているか。

前に向かっていれば。

プレッシャーは強くなって。

後ろに向かっていれば。

プレッシャーは弱くなる。

前後均衡して重力方向だけに向かえば。

ニュートラルに感じることになる。

そして。

慣性の方向は。

軌道を描くこともできるので。

自分が構えた。

腕や足の障害物を。

抜けるような方向性を描かれると。

その脅威を減らすことができず。

より大きなプレッシャーを感じることになる。

複雑な領域を扱う前に。

まずは。

一番基本的な物理的な領域を扱う。

そんな練習の一幕でした。

2020年1月11日(土) 練習日誌③ 受けの反作用を利用して掴まずに崩しこむ

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相手の捶などの。

打撃に対して。

衝突点に固執するのではなく。

関節点を動かすと。

相手からの反作用は。

関節点の動きに使えて。

同時に。

相手とは接触を保つことになる。

それを利用して。

動き出した。

関節点に運動をさせて。

相手の。

任意の点に向かわせると。

接触点での。

作用反作用の方向が。

それに伴って制御されて。

相手も。

その向かってくる点の場所に。

慣性の集約を受けることになる。

なので。

相手の前腕を。

こちらの前腕で受けつつ。

自分の肘を相手の肘に。

自分の肩を相手の肩に。

自分の脊椎を相手の脊椎に。

それぞれが弧を描いて。

近づくように動かせば。

相手はその何重かの運動に巻き込まれて。

平衡を保つのが難しくなって。

地面に崩し落としこまれることになる。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2020年2月1日(土)

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愛知の練習予定日です。

日付 2020年2月1日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2020年2月21日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2020年3月7日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2020年1月11日(土) 練習日誌② 肩の内閉じで肘の衝撃を深くする

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打撃の衝撃を重ねる練習。

肘を使った打ち込み。

肘を使う時点で。

肘そのものの位置はずらせないので。

代わりに肩を使っていくことになる。

まずは。

相手の左での打ち込みを。

外から。

軽く右腕で流したところから。

相手の。

腕の内側に。

自分の前腕と肘を。

落とし込んで。

上腕を振るようにして。

肘を。

相手の脇などに打ち込む。

ここでも。

当たるまでは。

上腕や。

肘回りの筋肉は緩めるようにして。

相手の身体に。

肘が密着してきたら。

肘回りの関節を。

軽く固めるようにして。

それと共に。

自分の肩。

鎖骨と前腕のつなぎ目を。

自分の身体の正面方向に。

移動させるようにする。

鎖骨の。

腕側の端が。

その位置をずらしながら。

弧を描いて。

相手に近づいていけば。

どうとでもよいけれど。

まずは簡単な作法から始める。

そんな練習の一幕でした。

2020年1月11日(土) 練習日誌① 肩甲骨の開きで捶の衝撃を重ねる

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捶を打って。

衝撃を重ねて乗せる練習。

相手の捶を逸らしたところから。

自分の打は。

腕を鉤状にしつつ。

脇をただ開くようにして。

地面と前腕が水平なところにもっていくようにする。

このときに。

肩を上げたりせず。

沈肩は守るようにする。

そして。

捶そのものは。

身体を大きくは使わずに。

単に腕を伸ばすようにして。

相手に打ち込むようにする。

拳。

腕は緩めておき。

相手の胸部などに。

その拳が触れて。

柔らかく接着したら。

拳と。

手首を固めて。

衝突点に作用反作用が生じるようにする。

それと共に。

自分の肩甲骨を。

閉じたところから。

外側に開くようにして。

自分の肘の位置が。

打撃した時点よりも。

少し外に回り込むようにする。

肩甲骨の。

移動のさせ方で。

重なった衝撃の。

方向性が変わっていくが。

単に開くのがまずは簡単。

慣れていけば。

肘を打ち上げたり。

打ち下ろしたり。

様々な方向に打ち分けることができる。

いずれにせよ。

自分の身体を。

大袈裟に固めずに。

そこそこの威力の打撃を打てる。

そういった状況を作ることが大事。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2020年1月18日(土)

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東京の練習予定日です。

日付 2020年1月18日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2020年2月15日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2020年3月28日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2019年12月21日(土) 練習日誌④ 散漫になることで反発し難くなる

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相手と向かい合って。

さていざ参らんと心構えすると。

対立する構造。

衝突する構造が成立して。

闘いが始まってしまう。

ここで。

片方は。

周りの世間体などを気にして。

争いを。

押さえようとする意識で。

対峙してみる。

気持ちはどちらかというと散漫で。

周りを気にした感じ。

すると。

対立するための軸が消え。

相手は。

動きの起点が取り難くなる。

その結果。

例えば。

相手の横に並んで。

拳を押さえることが。

なぜか容易にできるようになる。

その上で。

相手を倒そうとするのではなくて。

寧ろ。

何か地震でも起きていて立っているのが危ないから。

相手も一緒に身を屈ませようと。

そんな気持ちで動いてみると。

反発心も反発力も生み出しにくく。

敢え無くその場にしゃがまされてしまう。

一対一で向かい合っても。

敢えて散漫とすることで。

御し易くなるという不思議な状態。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月21日(土) 練習日誌③ 弱い力で結合してその先を操作する

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細胞の結合や分子の結合が。

分子間力などの。

弱い力で結合するように。

相手に触れたところから。

とても弱い力で推すことで。

相手の中に作用反作用の連鎖を生んで。

こちらの力を流し込む。

そんな経路を開拓する。

自分の前に一人立ってもらって。

その後ろに。

後ろから両手で両肩を押さえて。

もう一人立ってもらう。

前の一人は。

こちらに片手を差し出して。

こちらは。

その片手に軽く片手を添える。

そこから。

弱い力を出して。

その反作用は循環して用い。

一人目をモノかの如く結合させる。

その一人目を用いて。

二人目に対して。

反作用を利用する循環の動きを起こす。

後は。

こちらの任意の操作を伝えることで。

二人を共に押し下がらせたり。

後ろは左に前は右に崩し散らせたり。

前の一人だけ下に潰したり。

後ろの一人だけ剥がし飛ばしたり。

好きに動かして遊んでみる。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月21日(土) 練習日誌② 螺旋の軌道が反作用を調伏する

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反作用を利用して。

相手に浸透させる打撃とするためには。

反作用を受ける瞬間に。

固定されるところなく。

支点が動き続けていて。

かつ。

その支点が。

相手に近づいていることが望ましい。

そのように考えると。

例えば。

拳や掌が力点とした場合に。

肘が支点として。

その力点を中心として。

それも動き進む力点を中心として。

肘が螺旋に動くことで。

それらの条件を満たせることがわかる。

螺旋階段の。

軸を追って。

降りていくのか。

昇っていくのかの如く。

後は。

その軸が。

柔らかく進行して。

反作用が返り。

返った反作用が使われる。

その時間を作り出す。

そうすることで。

調伏された反作用が。

螺旋に巻き込まれて。

循環することが可能になる。

そのように。

形が取られていることを。

改めて見直して理に沿うように。

捉え直す。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月21日(土) 練習日誌① 掌で打ち身体を開き浸透させる打開

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拳ではなく掌を使う打法。

八極拳の打開を練習。

手を左右に開いて打つのだけれど。

相手に当てるときに。

なるべく肘がまだ曲がっている間に。

掌が触れるようにしていく。

相手に掌が触れたら。

手首が柔らかく折れていき。

手首の先に行き当たるまでは。

柔らかさを保つ。

手首に到達するときに。

まだ。

身体が開く途中であるのがいい。

そうすると。

相手の身体の中に。

慣性が浸透しつつ。

返る反作用を使って。

さらに浸透を深める二度打ちが成立する。

慣れてきたら。

真横ではなく。

自分の身体に水平に打ってみる。

打の動きも。

身体の展開も。

どちらも小さく。

さりげなく。

例えば。

相手の斜め前に入りこんで。

相手自身の腕などで。

死角となった肋骨に宛がうようにして。

当て込んでやると。

内臓に響くような打撃が入って。

とても耐え難くなる。

大きく身に着けて。

小さく使えるように。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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