理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2019年12月14日(土) 練習日誌④ ぶっきらぼうに始める肘底捶

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太極拳の肘底捶。

捶の部分を練習。

最終的には。

前に立てた。

自分の前腕の肘の下を。

後ろ手の拳で。

巻き打つようにしていくのだけれど。

練習として。

使いやすいように。

少し変えて始める。

まずは。

後ろ手の捶の軌道は。

ぶっきらぼうに。

力ない感じで。

軌道は真っすぐ。

自分のお腹の前を通るように始める。

そして。

相手に触れたところから。

肘。

肩。

股関節を使って。

巻き込む軌道に変える。

こうすることで。

相手に加わった打撃の。

反作用を。

自分に返さずに。

さらに巻き込む慣性を流し込むことができる。

ぶっきらぼうに出す腕は。

拳が当たらずとも。

前腕や肘。

上腕や肩など。

どこか触れさえすれば。

そこを真っすぐ押し込まず。

転じる軌道に変じさえすればいい。

打法に慣れていけば。

相手の攻撃を。

近接に躱して御して。

みえにくいところから。

強力な打を撃つことができるので。

結構強力な作法となる。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月14日(土) 練習日誌③ 低高さへの蹴りを受け崩してみる

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遊びとして。

ローキックを。

受けながら崩してみる。

遊びなので。

ローキックとはいえ。

腿の上目を蹴ってもらう。

まずは。

蹴りに合わせて。

後ろ足に体重を移動して。

前脚は。

少し内に捻じり。

蹴られる場所を。

裏側に移す。

腿裏や。

お尻が蹴られるような形。

これは。

単に腿の横はほんとに痛いから…。

そして。

蹴りが。

腿裏に当たる。

その感触を味わう。

続いて。

その感触に至ると思うところから。

軽く。

後ろ脚の膝を曲げて。

その場に。

少しだけしゃがみ込むようにする。

変に。

張ろうとしなくても。

脚の弾力で反作用は生じるので。

その。

受け容れと。

反作用と。

位置の移動で。

ローキックを蹴った相手の。

足をつたって。

こちらの慣性が伝わって。

脚が落とされ。

蹴った体勢が崩されることになる。

様々な打撃を試して。

受け容れられること。

そこから。

方向性を変えて。

慣性を流せることを学んでいく。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2020年1月11日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2020年1月11日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2020年2月1日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年12月14日(土) 練習日誌② 受けの作法と肩肘の動く拍子

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相手の捶に対して。

横から。

前腕を地面に垂直に立て。

横薙ぎに。

防御を掛ける。

あちらの。

突き込んでやろうとする。

圧力が大きければ。

こちらも。

その前腕。

肘関節を固くして。

こちらの威力で。

相手を弾き飛ばしてやろうとする。

結果は。

鍛えられた腕であれば。

弾き出せるし。

相手の威力に負ければ。

威力は減じることはできども。

この身に。

捶を受けることにはなる。

形。

作法はそれほど変えずして。

まずは。

横薙ぎにしながら。

相手の腕に触るまでは。

軽く。

柔らかく腕を保つ。

打撃が。

相手に触るまではそうなるのと同じく。

そして。

相手の腕に触れたら。

軽く肘関節に張りを作りながら。

されども。

肘と肩は。

そのまま横薙ぎを続けていく。

前腕は。

無理のその場に留めないようにする。

すると。

こちらの作用は。

相手の前腕に浸透していき。

それほどの。

固い圧力を作らなくても。

その軌道をずらすことができる。

守りにおいても。

居着かず。

動き続けることが大事。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月14日(土) 練習日誌① 食い込ませるか食い込まさせるか

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打撃を加えるに当たって。

相手の接触点に。

緩く入って。

中で張る。

イメージはそうだけれど。

相手の中に。

浸透させる。

食い込ませるということは。

反対に。

自分の中に。

食い込まさせる。

ということも同義となる。

作用と。

反作用。

そこが。

その瞬間には。

実際には。

区別がつかないことと同じ。

なので。

相手の。

打撃に対して。

こちらの身を緩くして。

接触点で。

受け容れるということは。

こちらの。

その身を用いて。

相手を御することにもつながる。

まずは。

遊びとして。

相手の拳を。

自分のお腹に宛がって。

ずぶずぶと突き込んでもらう。

その後で。

軽く腹を張ろうとしながら。

自分の身を。

左右どちらかに捩ってあげる。

これも。

反作用を御する行為に繋がって。

相手は突き込んだ腕を通して。

身体が崩される経験を味わう。

攻めも守りも。

ひとつの概念で結ばれる。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月7日(土) 練習日誌④ 反作用の利用で移動するか浸透させるか

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こちらから。

作用を掛けることで。

反作用が生じることを理解すると。

その反作用を利用して。

自分の移動の力にするか。

逆用して。

相手に浸透させる力にするか。

それを。

選択可能になっていく。

また。

自分からの作用を。

初めから。

その作用を深めるための。

反作用の浸透にするか。

反作用を別の浸透にして。

相手を崩していくか。

という選択にも繋がっていく。

身を固めてしまって。

反作用の存在を。

堪えるべきものとして。

感じられなくしていくと。

こうした利用ができず。

初めから流れとして存在するものとして。

その利用を考えていくかで。

混沌とした場面での。

応用力に差が出ていくことになる。

形は。

一定の動きの中で。

その作用も。

反作用も。

慣性も。

勁も。

法則性を見つけられるように。

構成されているので。

そこから。

形を離れて。

混沌に戻っていくことも。

当然必要になってくる。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年12月21日(土)

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愛知の練習予定日です。

日付 2019年12月21日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2020年1月11日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年12月7日(土) 練習日誌③ 拳の先端だけで二度打ちの寸勁を成す

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相手の身に食い込ませて。

返る反作用を得る打撃で。

寸勁を試してみる。

拳の握りは。

全く浅く。

相手に対して。

拳面が斜めになるように。

こちらの四本の第二関節が。

最初に触れていくようにする。

相手の体表面に。

はじめから。

これらの関節が触れたところから。

身体ごと前身して。

関節が。

若干相手に入り込んだら。

同時に。

自分の関節が押し込まれ始めたら。

その形で。

手首と拳を固めるようにする。

すると。

相手からの反作用が。

第二関節から入りこむので。

その反作用に抵抗せず。

拳を握りこませて。

拳頭で二度目の打撃を入れこませる。

とても。

小さな範囲で反作用が循環して。

触れたところからの。

寸勁を打ち込むことができる。

生身の。

肋骨とかに打ち込むと。

本当に怪我に繋がり兼ねないので。

練習には注意が必要。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月7日(土) 練習日誌② 靠の打撃を反作用の浸透で大きくする

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八極拳で代表的に用いる。

靠(かお)の打撃。

これも。

相手からの反作用を得ながら。

力積大きく浸透させていく。

靠として。

まずは。

肩甲骨を。

思い切り脇の方に引き付けて。

引いた力を。

解放するようにして。

相手に宛がっていく。

自分の移動と共に。

打ち付ければ。

それだけで重い打撃にはなるけれど。

相手が構えていれば。

衝突としての。

作用が大きく。

こちらも反作用を得ていくことになる。

なので。

まずはゆっくりと。

その反作用が。

自分を進行方向と逆に。

押し返していく。

という流れを確認する。

その上で。

その流れが。

股関節を動かして。

身を開いていくことで。

転換させられることを確認する。

したらば。

靠を打ち付けるとともに。

その身の開きを。

併せて掛けると。

こちらに返る反作用が。

相手に浸透することになり。

とてもその場では。

堪えられない大きな力積となる。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月7日(土) 練習日誌① 足の打撃でも反作用を浸透させる

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足を使った打撃の練習。

まずはシステマと同じように。

片脚立ちになって。

足を8の字に回していく。

独立式のように膝を曲げて立って。

膝先。

足先が。

上からみて8の字を描くように。

股関節を制御していく。

それが慣れたら。

その軌道を一部使いながら。

相手の前足を。

サッカーのインサイドキックのように。

こつんと打ってみる。

ただし。

当てる部分は足裏寄りで。

まずは。

力を緩めてただ当てるだけ。

それから。

当てる直前に。

足首と足裏を張るようにして。

できたら。

柔らかく当てた後に。

それぞれ張るようにして。

そこで生じる反作用に対して。

膝や。

股関節を。

動かし続けるようにして。

こちらの慣性に変えて。

浸透させていく。

うまくできれば。

相手の前足を蹴り込んで。

足を蹴り飛ばすことができる。

足裏でできたら。

腿の膝頭寄りを使って。

柔らかく。

小さな動きで。

相手を重たく弾き飛ばす。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年12月14日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2019年12月14日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2020年1月18日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2020年2月15日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2020年3月28日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2019年11月23日(土) 練習日誌④ 宛ててから身体を開いて力積を増やす

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宛てに行くときは緩く虚し。

宛ててからは固く実し。

反作用を化して深く攻める。

この形を。

八極拳の形で実現する。

形としては。

頂心肘と黑虎偷心。

頂心肘では。

肘を鉛直な線上で軽く振り出す。

相手に肘が触れたところで。

肘関節を固める。

反作用は肩に返ってくるので。

そこで。

身体を開いて肩の位置をずらすとともに。

反作用を動作で消化する。

黑虎偷心では。

腕を伸ばすときは。

まだ身体を開かず。

相手に向かってゆるゆると伸ばす。

相手に触れたところで。

拳と手首を固めて。

頂心肘と同じように。

身体を開いて。

肘、肩の位置をずらしていく。

いずれも。

反作用を打つ方は感じず。

その衝撃が。

相手に浸透していくので。

打つ場所や強さは充分に気をつける必要がある。

また。

宛がうまでは。

打ち気を出す必要がなく。

拳や肘をもっていくだけという身持ちとなり。

相手は。

打撃が入り込むまでは。

気づきにくくなる。

こうした意識の虚実も併せて慣らしていく。

そんな練習の一幕でした。

2019年11月23日(土) 練習日誌③ 打した反作用を利用して中に浸透させる

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相手の内部に。

入り込む打撃は。

重たい部位に対しては。

その位置を奪うことはできずに。

対外に排出されようとする。

けれども。

そのときには。

まず反作用が生じるもので。

この反作用を逆用して。

自分の肘。

もしくは肩を動かして。

追撃を入れていく。

相手は。

反作用を起こした部分は。

硬化しているため。

その硬化した部分をこちらの先端として。

その奥に衝撃を与えることになる。

形としては。

システマのストライクの形で練習。

相手の真横に立って。

自分の身体に水平に打撃を放つようにする。

このとき。

拳から肘の角度はわざと一直線にせず。

肘がやや拳と自分の身体の間くらいに位置するようにする。

そうして。

相手に拳が入り込んで。

拳と肘を固めるとともに。

肘の位置を。

前腕が自分の身体と水平になる位置に。

移動させていく。

そうすることで。

肘が反作用を受けて動く状態が実現されて。

相手に大きな力積が加えられることになる。

痛みという面では。

それほど刺さるわけではないけれど。

衝撃が内臓に向かうと。

危険な状態を引き起こす。

なので。

練習の仕方には注意が必要。

打つ場所。

相手の衝撃を抜ける技術の程度。

呼吸の状態。

色々注意しながら試していく。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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