理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

雑記:丹田で脚を操るように

Permalink:

丹田、肚から起こした運動で腕を動かすように。

脚も同じように練習します。

腕は肩甲骨で自由に動き易いのだけれど。

脚はそこまで自由度がなく感じられる。

それでも。

動き、勁力の伝達は同じく起こせるようにできている。

勿論。

腕のように器用には動かないし。

理に適っていない動きを繰り返すと。

その重さ故にすぐに疲れてしまうことも。

でも反対にその重さ故に。

上手く動けたときは、そこで増幅される力もそれに適う。


はじめから複雑なことは難しいので。

まずは単調な動きで確認。

両足を肩幅より少し広いくらいに拡げて立って。

片足をしゃがみ込んだパートナーに両手でしっかり掴んでもらう。

足を抱え込むように握ってもらうといい。

その状態で。

掴まれている足を反対の足に引き寄せようとする。


単純に股を挟もうとしては動かし難く。

上に引き抜いたりしようとしても難しい。

ポイントは二つ。

掴まれた足はひとまず気にせずに。

骨盤を反対の足側に移動させる。

そこから掴まれている方の足に骨盤を振り出しながら。

足を閉じる動作をしてみる。

二つ目のポイントは跨の後に膝、足首へと順に張りを緩めること。

結局は腕を動かすときと同じこと。

行って戻る動きで連鎖を起こしていく。


それでも。

戻る動きと張りを緩めること。

そのどちらも相手を御そうとするイメージと異なるようで。

頭が、神経が、精神が。

その思惑通りに働かせることが難しい。

でもまずは変換し始めることが大事。

今慣れている命令が自然とは限らない。

そんな自然の理のひとつ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

Powered by Blogger.