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2018年6月9日(土) 練習日誌④ 沈肩遂肘と流水の動きと

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肩甲骨の位置を留められるようにしたら。

站樁(たんとう)の形をとって。

脊椎の纏の力を伝える練習を試みる。

そのために。

沈肩だけでなく。

遂肘の解釈を少し拡げる。

肩甲骨の位置を動かさず。

上腕を回転させる。

それだけといえば。

それだけ。

それでも。

注意が不足すると。

肩が上がってしまったり。

肩甲骨が脇に引っ張られたり。

要訣が崩れてしまう。

その状態で。

相手に両手に触れてもらう。

そこから。

脊椎を左に捻じって。

自分の鎖骨で。

左右の肩を傾けるようにする。

このときに。

相手の手を動かさないように。

流れる水が。

岩に当たって自然と避けるように。

ほんの少しの。

抵抗を与えながら。

自分の肘が逃げるように動いていく。

沈肩遂肘と。

流水の動き。

双方が一致すると。

少し遅れるようにして。

相手は明確な作用を感じることなく。

左方に崩れ動かされてしまう。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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