2015年10月10日(土) 練習日誌① 背折靠~青龍出水
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愛知の練習に倣って青龍出水(せいりゅうしゅすい)を練習。
その前段階として。
肚(はら)-胸-肩甲骨を順番にずらして動かして体を慣らす。
套路の形にはすでに慣れているので。
背折靠(はいせつこう)の終わりの姿勢から始める。
馬歩で右腕を真横に伸ばしている状態。
ここから丹田を起点に、跨と腰を緩めながら右腕を前方に流してくる。
左肚→右肚と揺蕩う(たゆたう)動きによって。
左手は前方を押さえ、右手は自然に後ろに引かれる。
この時点で左腰が前に位置するので。
愛知での練習と同様に左の跨を緩めることで右の拳が打ち出される。
一連の動きは緩みで起こされて切れ目がなく。
独特の抖勁(とうけい)を養う上でも分かりやすい動作になっている。
ここからひとつ遡って背折靠も練習。
こちらもその前の撇身捶(へいしんすい)の終わりの姿勢から。
撇身捶で撓んだ(たわんだ)下肢を緩めることで。
一旦体が左に揺れるように流れる。
右腕の肩と肘を緩めることで。
折れ曲がっていた腕が解放されて右方を示した直後に体正面への揺れが引き起こされる。
そのときには跨と丹田の働きで右方真横に揺れが対抗するように発生して。
右の靠はその背を折るように一瞬体の前方に追い越される。
後は靠→肘→手首→拳と、順に勁力が伝播していく。
全体的に初めはゆっくりと練習する方がいい。
肩から先の関節の前後で自分で力を生んでしまう場合。
それぞれの関節を中心とした遠心力で動きが形成されやすい。
そうすると特に肘に反作用が集中しやすくて。
痛めやすくなるので注意が必要だ。
身体の中心から滑らかにつなげていければ。
速度が上がっても勁力が先端に抜けていくだけで済む。
背折靠の流れが定まると。
青竜出水の始まりも滑らかになる。
知らない人がみたなら。
すべて一連の動作にみえるかもしれない。
勿論。
背折靠はその前の撇身捶の流れが定まることで。
同じく滑らかに、力むことなく入ることができる。
撇身捶はその前の七寸靠(しちすんこう)から。
そしてその前の…前の…前の…。
結局すべては無極式→起式から起こる一波から。
そんな練習の一幕でした。
その前段階として。
肚(はら)-胸-肩甲骨を順番にずらして動かして体を慣らす。
套路の形にはすでに慣れているので。
背折靠(はいせつこう)の終わりの姿勢から始める。
馬歩で右腕を真横に伸ばしている状態。
ここから丹田を起点に、跨と腰を緩めながら右腕を前方に流してくる。
左肚→右肚と揺蕩う(たゆたう)動きによって。
左手は前方を押さえ、右手は自然に後ろに引かれる。
この時点で左腰が前に位置するので。
愛知での練習と同様に左の跨を緩めることで右の拳が打ち出される。
一連の動きは緩みで起こされて切れ目がなく。
独特の抖勁(とうけい)を養う上でも分かりやすい動作になっている。
ここからひとつ遡って背折靠も練習。
こちらもその前の撇身捶(へいしんすい)の終わりの姿勢から。
撇身捶で撓んだ(たわんだ)下肢を緩めることで。
一旦体が左に揺れるように流れる。
右腕の肩と肘を緩めることで。
折れ曲がっていた腕が解放されて右方を示した直後に体正面への揺れが引き起こされる。
そのときには跨と丹田の働きで右方真横に揺れが対抗するように発生して。
右の靠はその背を折るように一瞬体の前方に追い越される。
後は靠→肘→手首→拳と、順に勁力が伝播していく。
全体的に初めはゆっくりと練習する方がいい。
肩から先の関節の前後で自分で力を生んでしまう場合。
それぞれの関節を中心とした遠心力で動きが形成されやすい。
そうすると特に肘に反作用が集中しやすくて。
痛めやすくなるので注意が必要だ。
身体の中心から滑らかにつなげていければ。
速度が上がっても勁力が先端に抜けていくだけで済む。
背折靠の流れが定まると。
青竜出水の始まりも滑らかになる。
知らない人がみたなら。
すべて一連の動作にみえるかもしれない。
勿論。
背折靠はその前の撇身捶の流れが定まることで。
同じく滑らかに、力むことなく入ることができる。
撇身捶はその前の七寸靠(しちすんこう)から。
そしてその前の…前の…前の…。
結局すべては無極式→起式から起こる一波から。
そんな練習の一幕でした。
~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。
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