2015年9月12日(土) 練習日誌
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少しずつ秋が近づいてきて、練習し易くなってきた。
今回の練習は力を抜くことがテーマ。
まずは甩手(スワイショウ)から。
いつもは軸をはっきり立てることに主眼を置くのだけれど。
それを崩してなるべくやる気のないように身体を振るようにする。
振り回された腕に引っ張られて胸や背中が緩むように。
左右に重心も移動してしまってぶんぶん振り回す。
やるほどに遠心力で血液が手先に集まってくる。
ひとしきり回したら手を頭上に挙げて細かく震(ふる)って血液を下げてやる。
ここから脱力による重さの伝播の作用を試していく。
練習相手に手の平を上に手を差し出してもらう。
その上に重ねるように手を置いて。
かくんと肘の力を抜いてやる。
このとき重ねた掌と手首はすぐには脱力しないことが注意点。
上手くできると相手はその重さに引きずられるように床にぺしゃんと崩れ落ちる。
はじめは相手が軽くおじぎするくらいでも上々だ。
上手くいっても所謂反作用で生じる力感というものがない。
まさに狐につままれたような感じ。
20㎝以上の身長差がある男性を女性でも力抜きで崩すことができる。
できても感想が出てこずにはにかんでしまう様がまた面白い。
肘と手首の部分的な作用を試したら。
肩(肩甲骨)も含めて少しレベルアップ。
肩甲骨は力を抜いて重さを使うと言っても、肩を上げたりはしない。
後々の展開を考えて肩甲骨を開くことによってその用意をする。
そしたら肩⇒肘⇒手首と順番に力を抜いていく。
とにかくこの順番を守るためのコントロールが肝要だ。
同じように掌から作用させて崩したり。
肩を組むように相手の首に手を引っかけたところから崩したり。
前に立てて掲げ挙げた腕の手首を掴んでもらったところから崩したり。
遊ぶようにして繰り返しそのコントロールを学ぶ。
功夫は単なる力のトレーニングじゃなくて。
こういった身体の使い方を練っていくことにある。
まだまだことはじめなれど。
法則を守ることで生じる作用を楽しんでいければと思う。
そんな練習の一幕でした。
今回の練習は力を抜くことがテーマ。
まずは甩手(スワイショウ)から。
いつもは軸をはっきり立てることに主眼を置くのだけれど。
それを崩してなるべくやる気のないように身体を振るようにする。
振り回された腕に引っ張られて胸や背中が緩むように。
左右に重心も移動してしまってぶんぶん振り回す。
やるほどに遠心力で血液が手先に集まってくる。
ひとしきり回したら手を頭上に挙げて細かく震(ふる)って血液を下げてやる。
ここから脱力による重さの伝播の作用を試していく。
練習相手に手の平を上に手を差し出してもらう。
その上に重ねるように手を置いて。
かくんと肘の力を抜いてやる。
このとき重ねた掌と手首はすぐには脱力しないことが注意点。
上手くできると相手はその重さに引きずられるように床にぺしゃんと崩れ落ちる。
はじめは相手が軽くおじぎするくらいでも上々だ。
上手くいっても所謂反作用で生じる力感というものがない。
まさに狐につままれたような感じ。
20㎝以上の身長差がある男性を女性でも力抜きで崩すことができる。
できても感想が出てこずにはにかんでしまう様がまた面白い。
肘と手首の部分的な作用を試したら。
肩(肩甲骨)も含めて少しレベルアップ。
肩甲骨は力を抜いて重さを使うと言っても、肩を上げたりはしない。
後々の展開を考えて肩甲骨を開くことによってその用意をする。
そしたら肩⇒肘⇒手首と順番に力を抜いていく。
とにかくこの順番を守るためのコントロールが肝要だ。
同じように掌から作用させて崩したり。
肩を組むように相手の首に手を引っかけたところから崩したり。
前に立てて掲げ挙げた腕の手首を掴んでもらったところから崩したり。
遊ぶようにして繰り返しそのコントロールを学ぶ。
功夫は単なる力のトレーニングじゃなくて。
こういった身体の使い方を練っていくことにある。
まだまだことはじめなれど。
法則を守ることで生じる作用を楽しんでいければと思う。
そんな練習の一幕でした。
~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。
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