2015年8月8日(土) 練習日誌
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日中で最も暑い時間帯での練習となってしまった本日。
しかも体育施設に2台しかない扇風機の内の1台が壊れている始末。
あまり運動量の多い練功に取り組むと冗談じゃなく意識を失いかねない。
水分補給をまめに取りつつ練習に取り組む。
先日の八極拳の発勁の話もあり、愛知でもまずは基本に取り組む。
熊歩(ゆうほ、くまあるき)。
まずは準備運動がてら単に左右に歩を進めつつ前に進む。
はじめは足を出す距離を小さく取って。
着地のときに全身を沈み込ませることはせずに。
身体を貫く重力線とそこからの揺れに身を任せる。
着地した足に後ろ足を引き付けて。
そこからひとつ注意点を足す。
前に出した足を着地する直前まで我慢をするということ。
足を出せば重さに偏りが出て体は倒れそうになるのだけれど。
それをなるべく我慢する。
足を踏み出す距離を長くすれば長くするほど、
その我慢の強さと解放したときのエネルギーは大きくなる。
後ろ足が地面から離れなければ基本的にエネルギーは解放されきらない。
熊歩ではなくて後ろ足を引き付けず弓歩になってみる。
我慢、というか張りの維持、ができていれば、
前脚で蹴ることなく元の姿勢に戻れる。
この”蹴ることなく”というのは熊歩で一歩踏み出すときにも重要だ。
前に進むために逆足で地面を踏み蹴ってしまうと体が浮いてしまう。
浮いた体は張りの維持に必要な支えや頼りを失う。
その後に待っているのは落下だけだ。
熊歩で練られる功夫はこれだけではないけれど。
非常に優れた練功だと思う。
そんな練習の一幕でした。
しかも体育施設に2台しかない扇風機の内の1台が壊れている始末。
あまり運動量の多い練功に取り組むと冗談じゃなく意識を失いかねない。
水分補給をまめに取りつつ練習に取り組む。
先日の八極拳の発勁の話もあり、愛知でもまずは基本に取り組む。
熊歩(ゆうほ、くまあるき)。
まずは準備運動がてら単に左右に歩を進めつつ前に進む。
はじめは足を出す距離を小さく取って。
着地のときに全身を沈み込ませることはせずに。
身体を貫く重力線とそこからの揺れに身を任せる。
着地した足に後ろ足を引き付けて。
そこからひとつ注意点を足す。
前に出した足を着地する直前まで我慢をするということ。
足を出せば重さに偏りが出て体は倒れそうになるのだけれど。
それをなるべく我慢する。
足を踏み出す距離を長くすれば長くするほど、
その我慢の強さと解放したときのエネルギーは大きくなる。
後ろ足が地面から離れなければ基本的にエネルギーは解放されきらない。
熊歩ではなくて後ろ足を引き付けず弓歩になってみる。
我慢、というか張りの維持、ができていれば、
前脚で蹴ることなく元の姿勢に戻れる。
この”蹴ることなく”というのは熊歩で一歩踏み出すときにも重要だ。
前に進むために逆足で地面を踏み蹴ってしまうと体が浮いてしまう。
浮いた体は張りの維持に必要な支えや頼りを失う。
その後に待っているのは落下だけだ。
熊歩で練られる功夫はこれだけではないけれど。
非常に優れた練功だと思う。
そんな練習の一幕でした。
~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。
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