理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

練習予定:2015年9月12日(土)

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愛知の練習予定日です。

日付 2015年9月12日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 卓球場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2015年8月22日(土) 練習日誌

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先回よりは若干暑さが和らいだ感じの練習場。

だけれど壊れた扇風機は修繕されず。

機能していた扇風機すらどこかへ持ち去られてしまっていた…。

さすがに何もなくては厳しいので空いている部屋から一台拝借。

気を取り直して練習開始。


今回は先回の熊歩から少し発展させて。

着地姿勢で馬歩になるよう展開。

基本的な注意点は熊歩と同じく。

着地ぎりぎりまでは真っ直ぐな姿勢を保って。

重力に引かれるままに落下せずにできるだけ我慢。

最後の最後に着地する瞬間で馬歩に切換えし。


馬歩に入る場合はもうひとつ注意点を。

それは体の回し方。

回し方と言いながら回さない体の使い方が要求される。

馬歩になったときの後ろ足の股関節を調整して。

前足に当たる股関節から肩までの軌道が最終的に前方を向くようにする。


単に馬歩になろうとすると体を左右に割る中心に軸を取りがち。

そうすると、回転運動になってしまって体のブレを生み出してしまう。

特にぎりぎりまで運動を我慢しての急速な展開になるので。

回転運動を掛けるとそのブレによるエネルギー、勁力の逃げも大きい。


この動きが後で沖捶(ちゅうすい)につながるのだけれど。

腕使いも意識すると厳しいので。

ひとまずは左右に両手を拡げることで手の置きどころを作る。

一気に回転をしていると左右の手は水平方向に振り回される。

展開、旋回をしていれば左右の手は垂直方向に振り”易い”。


練習生のTくんはしきりに「基本難しい」と連呼していた。


基本は極めるのは難しい。

でも基本を極めたらある意味終わり。

だから基本として並べられていたりするものだ。


その後の応用は基本を伴って理解の深さが決まるので。

是非、繰り返し練習していきたい。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2015年8月22日(土)

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愛知の練習予定日です。

日付 2015年8月22日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 卓球場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2015年8月8日(土) 練習日誌

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日中で最も暑い時間帯での練習となってしまった本日。

しかも体育施設に2台しかない扇風機の内の1台が壊れている始末。

あまり運動量の多い練功に取り組むと冗談じゃなく意識を失いかねない。

水分補給をまめに取りつつ練習に取り組む。

先日の八極拳の発勁の話もあり、愛知でもまずは基本に取り組む。

熊歩(ゆうほ、くまあるき)。

まずは準備運動がてら単に左右に歩を進めつつ前に進む。

はじめは足を出す距離を小さく取って。

着地のときに全身を沈み込ませることはせずに。

身体を貫く重力線とそこからの揺れに身を任せる。

着地した足に後ろ足を引き付けて。

そこからひとつ注意点を足す。

前に出した足を着地する直前まで我慢をするということ。

足を出せば重さに偏りが出て体は倒れそうになるのだけれど。

それをなるべく我慢する。

足を踏み出す距離を長くすれば長くするほど、

その我慢の強さと解放したときのエネルギーは大きくなる。

後ろ足が地面から離れなければ基本的にエネルギーは解放されきらない。

熊歩ではなくて後ろ足を引き付けず弓歩になってみる。

我慢、というか張りの維持、ができていれば、

前脚で蹴ることなく元の姿勢に戻れる。

この”蹴ることなく”というのは熊歩で一歩踏み出すときにも重要だ。

前に進むために逆足で地面を踏み蹴ってしまうと体が浮いてしまう。

浮いた体は張りの維持に必要な支えや頼りを失う。

その後に待っているのは落下だけだ。

熊歩で練られる功夫はこれだけではないけれど。

非常に優れた練功だと思う。

そんな練習の一幕でした。

2015年8月1日(土) 練習日誌

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いよいよ夏本番が近付いてきた。

暑さが照りつく外を避けて、本郷にある体育館の室内練習に逃げ込む。

月一回の東京での練習会。

今回は昔なじみの練習仲間も参加してくださった。

一人はひと頃の兄弟子に当たる方。

とても貴重な練習会になった。

まずはHさんに今年に入ってから進めていた八極連環拳の套路を披露してもらう。

そこから指導に入っていただくことに。

時間も豊富にあるわけではないので本質的なところだけ。

そのところズバリ。


八極拳としての発勁がない


なるほど。

致命的だけれど本当のところだから仕方がない。

僕もそこのところをきちんと修められているわけではないので、

僕から手解きを受けるHさんもいわんやといったところだろう。

曰く、

套路としての形はきれいなのだが発勁がないので武術として足りない

とのこと。


蓄(勁)がないから発(勁)がない

力みがあるだけで蓄になっていなくて発も長くて威力が伴わない


ということで、

套路の中身をこまごまというよりも冲捶(ちゅうすい)に限定して蓄発の練習へ。

まずは姿勢を整えることで蓄勁を成す。

力みではなくてたるむのでもなくて緩みと張りを。

そこから地面を蹴らずに起動して最後の瞬間に発勁する。

単式で目標物がないので発勁が最後の瞬間ではあるのだけれど、

蓄勁が成されていれば発勁のタイミングは決まっていない。


黙念師容(もくねんしよう)できるように動作をみせてくださる。

自然体から震脚(しんきゃく)と共に放たれる冲捶。

荘厳な美しさも感じるような一撃だった。

そこからはHさんが後を追いながら繰り返し練習を進める。

中国拳法らしい練習風景が始まった。


今日この日このときの練習はHさんにとってはもちろんのこと、

僕にとっても、そして兄弟子にとってもほんとに貴重な体験となった。

その詳しくはまたの機会に譲るとして。

とにもかくにも拳法を通した縁というのは面白い。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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